2008年05月05日

クチコミで景気は回復できるか?

mixiの『日本課長の会』でレビュー書いていなかったことに気づき、久々にAmazonでレビュー書いてきました。


日本課長の会推奨本です, 2008/5/5
日本的経営の優位さは「課長」にこそある。ただ闇雲に欧米化しようとする経営者にこそ読んで欲しい一冊。たまたま(?)『ニッポンの「課長」が危ない!?』なんてタイムリーなニュースもありましたが、最前線のミドルマネジメントが機能しない組織に未来はないんだぞと、警鐘を鳴らしてくれている良書だと思います。

はじめての課長の教科書
はじめての課長の教科書酒井穣

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-02-13
売り上げランキング : 17

おすすめ平均 star
star日本課長の会推奨本です
star新しい視点で、ミドルマネジメント論を切り拓く好著。ぜひご一読を。
star理論の継ぎ接ぎ

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by G-Tools

■BOOKデータベースより
課長にもプロとアマがある!?課長が学んでおくべき8つのスキル、9つの問題解決、3つのゲーム、8つのキャリア戦略。課長が知っておくべきこと、すべて教えます!
■目次:
第1章 課長とは何か(課長になると何が変わる?
課長と部長は何が違う?
課長と経営者は何が違う? ほか)
第2章 課長の8つの基本スキル(部下を守り安心させる
部下をほめ方向性を明確に伝える
部下を叱り変化をうながす ほか)
第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム(企業の成長を阻害する予算管理
部下のモチベーションを下げかねない人事評価
限られたポストと予算をめぐる社内政治)
第4章 避けることができない9つの問題(問題社員が現れる
部下が「会社を辞める」と言い出す
心の病にかかる部下が現れる ほか)
第5章 課長のキャリア戦略(自らの弱点を知る
英語力を身につける
緩い人的ネットワークを幅広く形成する ほか)
■MARCデータベースより
日本企業ならではの強みである中間管理職。なかでもその代名詞ともいえる「課長」に論点を絞り、8つのスキル、9つの問題解決、3つのゲーム、8つのキャリア戦略といった、課長のプロになるための方法を伝授する。
■内容紹介
こんな仕事のしかた、あなたはどう思いますか?
・ 部下の失敗は、経営陣に報告しない。
・ 予算立案では、コストは多めに、売上は少なめに見積もる。
・ できるかぎり、すべての部下に高い評価を与える。
・ 課長は、部下の「成果」ではなく「モティベーション」を管理する。
・ できない社員にこそ時間をかけ、できる仕事を探してやらせるべきだ。
一見、ビジネスの常識に反するように思える項目もありますが、これらはすべて
「デキる中間管理職の行動原則」です。
本書は「日本初(そしておそらく世界初)の中間管理職の入門書」です。
マネジメントやリーダーシップには多くの良書がありますが、
中間管理職に向けた書籍は今までほとんどありませんでした。
それは、欧米のマネジメント理論は、組織を「経営者vs従業員」の構図で捉える中で発達してきたものだからです。
しかし、多くの日本の組織はそうした構図では語りきれません。
中間管理職は日本企業独自の「強み」です。
ですから欧米発のマネジメント理論では説明しきれない役割があり、独自のスキルが必要
になるのです。 今までそれは仕事の中から学ぶものでしたが、ここにはじめて1冊の入門書としてまとまりました。
中間管理職の中でも「課長の仕事」は、他の中間管理職の仕事よりも難しく、かつ重要です。
課長は組織の「情報」と「人」を活性化するキーとなるポジションだからです。
「課長の仕事」は、課長になってからできるようになればいいものではありません。
「課長の仕事」を引き受けることができる人材であることが証明できなければ、課長に昇進することはできないのです。
現在、課長として活躍されている方、課長に任命されたばかりの方、そして、いつか課長になりたいと考えている方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
<本書のもくじ>
第1章 課長とは何か?
第2章 課長の8つの基本スキル
第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
第4章 避けることができない9つの問題
第5章 課長のキャリア戦略
※詳細な目次は「目次を見る」より、ご覧ください
■著者について
酒井穣(さかい・じょう)
1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、
オランダTilburg大学TiasNimbas Business School経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。
商社にて新事業開発、台湾向け精密機械の輸出営業などに従事。その後、ヘッドハンター経由でオランダの精密機械メーカーに転職し、オランダに移住する。主に知的財産権本部に所属し、特許マーケティングと特許ポートフォリオの管理を担当する。現在も知的財産本部の仕事に精力的に取り組みながら、オランダの柔軟な労働環境を活用し、2006年末Google Mapsなどを利用したウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業J3 Trust B.V.を創業。最高財務責任者(CFO)としての活動を開始する。
オランダでの生活、経営や育児、語学などの幅広い話題をカバーする人気ブログ、NED-WLTの管理人。


ちなみに本日17:00時点で、Amazon.co.jp「本 > ビジネス・経済・キャリア」の4位。

はじめての課長の教科書


ここまで売れてることから想像するに、日本のビジネス界は本当に病んでるんじゃないかと心配...はい。自分の心配します。

もとい、

自分がレビューしたような“価値”を持つ書籍は世にたくさんあるのでしょうが、記載したキーワードがクチコミとして伝搬し、やがてそのうねりが大きくなって景気回復してくれるような事態になるなら、そんな楽チンな経済政策はないですね。


そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>
そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>河野 武

技術評論社 2008-03-19
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おすすめ平均 star
starインターネットを使ったマーケティングは,そんなに甘いものではないという著者の指摘。
starWebマーケティングを考えさせられる一冊です

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■BOOKデータベースより
意図的にコントロールできない非科学的なアプローチはマーケティングではない!?インターネットマーケティングの達人が語るウェブ“真価”論。
■目次:
第1章 インターネット「真価」論(ネットクチコミでバカ売れの“ウソ”
クチコミマーケティングにダマされない
「テレビCM崩壊」ってホント?)
第2章 ブログを使ったクチコミマーケティングは幻想にすぎない(愛情>信用、で人はクチコミの影響を受ける
ブロガーってなんだろう
極論だけどブロガーを無視しても売れるものは売れる
マーケティングの原点に戻ってブログを見てみよう)
第3章 ネットにまつわる数字や比較論に意味があるのか(ブログにまつわる数字あれこれ
ページビュー=影響力?
ネットを語るときに世代論ってぜんぜん使えないからもうやめて)
第4章 ネットを上手に使った今後の広報・広告のあり方(ネットは何が強くて、何が弱いのか
広報・PR効果は本当に測れないのか?
広告と広報の違い
クチコミが生まれるには、本物じゃないといけない理由
行動ターゲティング広告の是非論
対話のできるパートナーを見つけることから始める)
第5章 ネットクチコミ座談会
■内容紹介
これまで聴くことのできなかった「消費者の生の声」がネット上にはある。企業は彼らの本音を聞き、商品開発をしなければならないが、同時にネット上の意見の偏りについても正確な理解が必要である。その上で適切なプロモーションを行い、広報活動を行い、自らの商品認知や販売促進を進めていくことが、これからのマーケティング担当者に不可欠なスキルなのだ。……本書は、ブロガーイベントやSNS上の公認コミュニティなど「クチコミの技術」として紹介されてきた手法を徹底分析し、事例を交え「人はなぜクチコミしたくなるのか・クチコミに影響されるのか」を解き明かし、“クチコミを呼ぶ仕掛け”を開陳する。オンライン書店ビーケーワンの元専務取締役兼COO、ブックオフオンライン株式会社取締役の著者が送る渾身の一冊。
■著者からのコメント
Amazonで著者コメントをご覧のみなさん、はじめまして。
ここ数年「Web2.0」「CGM」「ロングテール」という【わかってるようで実はまるでわかってない人】を見つけるリトマス試験紙がたくさん登場しました。本もたくさん出ています。みなさんも何冊か買われたんじゃないでしょうか。そういう流行語は出ては消えていくものですが、最近では「クチコミ」という言葉がそのひとつです。すでに「クチコミ」に関してもたくさんの本が出ていますね。
おいしいお好み焼き屋、渋滞の抜け道、誰と誰がつきあってるだのと、クチコミそのものはぼくたちの周りにずっとあったものなのに、なにを今さらという感じです。インターネットによってその一部が可視化されたことは素晴らしいことですが、かといって見ず知らずの誰かの声に動かされるほどぼくらは単純でもなく、その効果は「ゼロではないけど、大げさに騒ぐほどのものでもない」というのが実際のところです。
しかしながら、インターネットが万能と煽る怪しい人たちがたくさんいます。自分のメシの種を失わないように、ありもしないネット幻想論を語り続けています。ひどい話です。
ネット業界は虚業と言われたこともありましたが、確かにこういううさんくさい人は多いです。そういう人たちにぼくはブログや講演で反論してきました。
「インターネットは良くも悪くもそんなもの」という言葉がこの本の中にも登場します。この本を読むことで、インターネットの「適正価値」をより多くの方に理解していただくことができれば、著者として何よりの喜びです。
インターネットの普及に伴い、情報の流れはたしかに変わっています。テレビの話題がブログに書かれ、逆に「ブログで話題の」とテレビや雑誌で紹介されています。Amazonのランキングもテレビの影響が色濃く出ていますよね。
インターネットを正しく使うためには、その本当の価値を知らなければなりません。ネットに何ができて、何ができないのか。得手不得手を理解して、自分たちなりの活用方法を模索してください。応援しています。
この本は当たり前のことしか書いていません。でも当たり前のことって、みんな言わないんですよね。

posted by 課長007 at 17:40 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - クチコミで景気は回復できるか?
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