ふと、そんな疑問がわいてしまいました…
ネットの世界では、音声・動画などリッチコンテンツを盛り込んだサービスが脚光を浴びています。
これ、視覚・聴覚に障害を持った人向けには意義あることですから、より簡単になってもっと広がってほしいと思います。
また、その分野のクリエイターなど、埋もれた才能を世に知らしめる効果も受け入れたいと思います。
ただ、
■情報の送り手として
表現手段の制約の中で情報を届けようとする工夫や知恵が、安易な録画や録音の垂れ流しによって損なわれやしないのか?
■情報の受け手として
プアな情報を咀嚼して、あるいは行間を読み解いて、豊かな発想につなげていくような思考力は育めるのか?
………
そもそもリッチとプアという区分が、事実上データの“量”でなされていている現状にあっては不毛な議論かもですね。
片やデータの“質”については、
ユーザーの選択によって自然淘汰される状態が望ましいと思われるものの、現在はようやくそのインフラが整った段階です。
“質”は“量”の中から生み出される
ならばここしばらくは、量に埋もれながら質を見い出すようにすればよいのかな?っと。
リッチコンテンツ・マーケティングの時代~動画、音声、Flashがネットマーケの常識を変える | |
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BOOKデータベースより
YouTube、ケータイ動画、HD動画、Flash Video…ネットの技術進化で、動画や映像を駆使した新たなネットマーケの手法が誕生している。先行する米国の動向、日本のWeb・ケータイでの実践例を取材。さらに動画制作のノウハウなどをまとめた“リッチコンテンツ・マーケティング”の実用書。
目次:
先行する米国 進む「ビデオの時代」
今日本で何が起きているのか
動画・音声が広げるモバイルの可能性
はじめてのネット動画制作
ここまで来たネット動画
アンケート 動画、携帯電話への評価
出版社/著者からの内容紹介
2006年に大きな話題になった動画投稿サイト「YouTube」。消費者への爆発的な広まりを受け、米大手メディアが動画利用に積極的になる中、日本でも、マーケティングや広告の分野にネット動画を活用する企業が目立ち始めた。本書は、動画を使ったネットマーケティング手法の動向と最新の実践例をまとめたもの。
マーケティング・広告業界のアルファブロガーとも言われる織田浩一氏が先行する米国の事情を、またネットマーケティング編集部が日本における動画を利用したマーケティングの先進事例をレポート。マーケティング担当者やその周辺業務に携わる人、ネット(特に動画)活用の業務に現在携わっている人にとどまらず、ネットマーケティングにこれから取り組もうという人にも格好の書である。
出版社からのコメント
広告やマーケティングにネット動画を利用することは、今後、特別なことではなくなります。できればこの本を、動画を使ったネット広告やネットマーケティングに携わったことのない人にもぜひ読んでもらいたいと思っています。