
GREEのコミュニティ[SNS/BLOG PARTY 2007]から申し込んだセミナー&パネルディスカッションを聴講
以下、聴講後に追記
パネルディスカッション
CGMマーケティングの新潮流vol.4「クチコミの技術と企業のマーケティング」
■内容:
話題の著書「クチコミの技術」の著者で、ブロガーのコグレマサトさんといしたにまさきさんを交えてのパネルディスカッションです。
■パネラープロフィール
コグレマサト
インターネットで収集した気になるモノとコトを、ひとまわり拡張して提供し続けるブログ『ネタフル』(http://netafull.net/)を運営中。
いしたにまさき
ライター&ブロガー。みたいものを見つめて、日々それをレビューするブログ『みたいもん!』(http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/)を運営中。
コーディネーター
松本拓也
マルチジャンルのブログ「世田谷のProducer」(http://ameblo.jp/hatarakanai/)は月間5万PVで、まだまだ修行中。SNSのGREE(http://gree.jp/acnw)では自称パワーユーザー。
参加費:5,000円。
定員:60名。
所感としては、★★☆☆☆
せっかくのキャスティングが、構成と進行で打ち消されてしまってましたね。
著者のプロフィールと書籍の内容からして過度な期待を持たず、コーディネーターのスキルとテクニックで、マーケティング成果に関する「ここだけの話し」を聞き出してもらえればと期待してました。
なぜ著者に期待を持たなかったか?
アルファブロガーはリアルマーケターにあらず
という仮説を持っており、その根拠は「イノベータ理論」。
我が国のブログ・マーケティングに関して、アルファブロガーはイノベータではなくマニア/オタクと認識してます。(勝手に)
今回の書籍はそのまんま、「ブログ創生期の苦労話」や「機能や仕様」、成功事例と言っても「オタク向け商材のアニメやデジタルグッズ」だったり、オタク向け以外の商材でも事業上の成果が見えない事例がこれでもかと紹介されてます。
こんな状況では、オタク商材以外、あるいはBtoBモデルの企業がCGMを収益の見込める販促媒体として位置付けるのは到底無理なわけで、できたとしてもCRMチャネルとして細々と運営することになるのでしょう。
一番勿体無かったのは、
書籍の中でポータルやSNSとブログを比較している部分に関して、データベースマーケティングやターゲティングといったプロフィット化の仕組みや仕掛けに関する言及がなかったことです。
ブログとまぐまぐ組み合わせていても、読者の属性はつかめませんよね?
でもSNSなら、会員登録させる際にデモグラフィック/サイコグラフィック/ジオグラフィックのすべての属性が、違和感を持たれることなく容易に入手できます。
更に、あしあと機能を追跡すれば“アクセス頻度”や“興味分野”も統計化することができますね。
そんな読者の属性や傾向を媒体資料として示せれば、それこそ“メディア”と呼ぶに相応しい状態になったと言えるのではないでしょうか?
そこでようやくWeb2.0の本領発揮。
AmazonやGoogle AdSenseのようなコンテンツ・マッチ広告だけでなく、ターゲットに合わせたプロファイル・マッチ(?)な広告が表示させられるはずなんです。
そんなプラットフォームが用意できたら、ブログとSNSという異なる特性を持ったメディアを組み合わせていくことで、本当の効果測定もできるようになり、ようやくマーケティングと呼べるステージに昇華できるんじゃないかと思います。
以上、消化不良ではありましたが、著者その他の方々と名刺交換できたのでよしとしましょう。
追記
CGMマーケティングの新潮流vol.4御礼|世田谷のProducer
世田谷のProducerさん及び運営スタッフの皆さん
ありがとうございました。
偉そうに苦言呈する所感となってしまいましたが、裏を返せば当方の認識を再確認させていただく機会となりました。
コグレさん と いしたにさん とパネルディスカッションをさせていただきました。
テーマは「クチコミの技術と企業のマーケティング」
詳しくは追記しようと思いますが、
出席者20名弱の非常にパネルディスカッションにはもってこいの人数でした。
冒頭で、書籍を読んだ方が非常に少数でしたので、
さらっと流そうと思った、書籍に沿った内容のメモに沿って、
私がレジュメでポイントを紹介、お二人にフォローいただくという形で進行しました。
なぜ、60名定員で20名弱の参加だったか?
なぜ、書籍を読んでいた参加者が少なかったのか?
> 著者のプロフィールと書籍の内容からして過度な期待を持たず
既に書籍を読まれた方に、申込みの動機は生まれなかった?
ほとんどの、書籍を読んでいない参加者はせたぷろさん関係者で、せたぷろさんとのリレーションや他の参加者とのネットワーキングが参加の動機?
とにかく、僕が、コグレさんやいしたにさんと話したいことがたくさんあり過ぎて、
そこが一番伝わりましたよ。
タイム・マネジメントに現れてしまいましたね。^^;
課長007さん
建設的な感想をいただき、ありがとうございました。
以下、課長007さんのブログから引用。
当方所感の主旨を汲んでいただき、また拙ブログへの引用リンクとコメント、ありがとうございます!
次回有料開催時の無料特典というお申し出は他の参加者との公平性の面で謹んで辞退させていただき、今回同様の距離感というか発展性のある立ち位置だけは確保しておきましょう。(笑)
所感で述べさせていただいたように、次回のコンテンツは今回のテーマとセットにしてはじめて形にできると思いますので、事前の構成企画でもコミュニティで意見述べさせていただきつつ、万障繰り合わせて参加させていただきます!
ついでに過去ネタ..
「webで検索」「続きはWebで」【続報】 2007年04月30日
要するにリレーションシップ・マーケティング 2006年12月22日
ad-place.jp ネット広告のマーケットプレイス 2006年12月01日
| クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング | |
![]() | コグレ マサト いしたに まさき 日経BP社 2007-03-29 売り上げランキング : 350 おすすめ平均 ![]() ブロガーの視点から書かれたブログマーケティングの方法 Blogを用いたマーケティングを俯瞰できる。リアルな世界でのクチコミについては記述ないので注意。 読ませる文章力こそAmazonで詳しく見る by G-Tools |
BOOKデータベースより
アルファブロガー2006第1位ネタフルとクチコミの伝道師みたいもん!がブログ・マーケティングを伝授。
目次:
第1章 ブログ・メディアの登場
第2章 ブログのクチコミ・パワー
第3章 クチコミの効果測定
第4章 アフィリエイトとアドセンス
第5章 事例に学ぶクチコミのネタ
第6章 開発者に聞いてみた
出版社 / 著者からの内容紹介
テレビCMや、新聞・雑誌広告よりも、ネットのクチコミ。
こう考えるマーケティング担当者は増えています。
消費者は、ネットの世界で、いわゆるWeb2.0的なツールやサービスを、当たり前のように使いこなしています。
いまこそ、従来メディアの広告を重用する手法を見直し、ネットの世界に入るべきです。
ネットのクチコミの中心にあるのは、ブログです。
新製品の評判を決め、封切り前の映画の命運を握り、従来だったら見向きもされなかったニッチ商品をヒットさせる。
その発火点となるのが、ブログなのです。
本書では、2003~2004年という黎明期からブログを書き始め、ほかのブロガーにも大きな影響を与えるブロガーふたりが、企業のマーケティング担当者のために、ネットの世界ではどのような考え方でマーケティング活動を行うべきか、どのような手法を利用すればいいのかを、自身の体験や豊富な事例をもとに解説する。
インターネットが変貌を遂げたいま、消費者主導という流れはもはや変えられない。
企業は、考え方を変え、ネットの世界に参加し、情報発信することで消費者の信頼を勝ち取らねばならない。
| SNSマーケティング入門 上客を育てる23の方法 | |
![]() | 山崎 秀夫 村井 亮 おすすめ平均 ![]() 口コミ進化形としての良質のSNSのことが書いてある優れ本! 中味が面白くて決して飽きない レポートの役立った 豊富な事例が参考になる 早速ゲット!!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
BOOKデータベースより
目次:第1章 SNSマーケティングの可能性(生活者SNSが参加者数を牽引―「GREE」と「mixi」
SNSの仕組みと中身
顧客クラブを組織してSNSマーケティングを始めよう
Web2.0型マーケティングは体験の提供を重視する)
第2章 事例に学ぶSNSマーケティングの方法―SNSマーケティングのさまざまなアプローチ(ショッピング―SNSマーケティングはeコマースへの流れをつくる
顧客クラブ―ネットと対面との連動 互いに認め合うコミュニティ
キャンペーン―キャンペーンやプロモーションに独立系SNSのコミュニティを活用
ビジネスマッチング―2種類の市場を進歩的に統合 SNSにおけるマッチング ほか)
出版社/著者からの内容紹介
仲間内のクチコミだから強力に働く
SNSがビジネスに効く仕組み
コアな優良顧客を軸にクチコミを展開していくのがSNSマーケティング。
基本は商品やブランドを介して顧客に楽しんでもらうこと。
顧客目線に立って、よりよい経験を提供し共有するからこそ、企業と顧客間に信頼関係が築ける。
信頼してくれた顧客はその商品やブランドのファンとなり、リピーターとなり、友人たちに推薦してくれるインフルエンサーとなるだろう。
この信頼とクチコミの連鎖をSNSマーケティングは可能にする。
本書はSNSマーケティングに取り組む23の企業事例を5タイプに分類して紹介。
SNSのビジネス利用が分かりやすく身に付く一冊。
eコマースと連動するショッピングタイプ
顧客クラブ・ファンクラブタイプ
特定のテーマの下に展開するキャンペーンタイプ
交流の場を提供するビジネスマッチングタイプ
媒体としての価値を重視するメディアタイプ
MARCデータベースより
上客の育て方は成功企業に学べ! 「ファン」「リピーター」「優良顧客」は、お客様が連れてくる。上客だけをターゲットにしたWeb2.0時代のマーケティング手法、SNSマーケティングを紹介する。
| ビジネスSNSブック | |
![]() | 村井 亮 木村 菱治 おすすめ平均 ![]() 社内SNS本の決定版 A++ 社内ソーシャルネットワークがベールを脱ぐ SNS情報が網羅!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
BOOKデータベースより
SNSをビジネスに活用する。成功のためのヒント満載!SNSとは何か、その仕組みと効果について。SNSはこれまでのインターネットサービスとどう違うのか?また、どんなメリットがあるのか?SNSをビジネスに利用するにはどんな方法があるか。多くの事例を紹介。
目次:
1 これからのビジネスを変えるSNSとは何か?(爆発的な広がりを見せるSNS
友人の友人で広がるSNS人脈 ほか)
2 企業に広がるビジネスSNSの導入(ビジネスSNSの導入事例
企業内SNSの先駆けNTT東日本「Sati」 ほか)
3 さらに広がるSNSの世界(座談会 ビジネスSNSは今、どうなっていて、これからどこへ行くのか?
様々な機能が追加され、大きく広がりはじめたSNSの世界)
Appendix 資料編(SNS構築ガイド
参考資料:「ブログ・SNSの現状分析及び将来予測」(平成17年5月総務省)より抜粋)

















http://ameblo.jp/hatarakanai/entry-10033060954.html
>アルファブロガーはリアルマーケターにあらず
>という仮説を持っており、その根拠は「イノベータ理論」。
>我が国のブログ・マーケティングに関して、アルファブロガーはイノベータではなくマニア/オタクと認識してます。(勝手に)
流石、鋭いですね!
私も課長さんの仮説、支持します。
>そんなプラットフォームが用意できたら、ブログとSNSという異なる特性を持ったメディアを組み合わせていくことで、本当の効果測定もできるようになり、ようやくマーケティングと呼べるステージに昇華できるんじゃないかと思います。
同感です(^o^)。
追記&トラバさせていただきました。
■井上秀二さん
訪問&コメント、ありがとうございます!
CGMは大きな可能性を持っているのに、他メディア含めた全体設計が稚拙で、成果に結びつかないケースが多くなってしまうと、ブレイクスルーを起こせずに滅んでいってしまう兆候を感じてます。
ブログで書かれたことで「認知が可視化できた!」なんてレベルで満足してちゃいけないんですよね。^^;