ホワイトカラーエグゼンプションと、以前からある裁量労働制や年俸制、成果主義って、どこがどう違うんだろう?
まあ、参院選対策で法案提出は先送りになりそうだし、厚労省も「年収900万円以上ならいかが?」なんて弱腰みたいだし、じっくり研究してみるとしよう。
「残業代なし」導入、参院選前は見送りへ|TBS
自民党は一定の条件を満たした会社員を労働時間の規制から外して残業代を無くす、いわゆるホワイトカラーエグゼンプション制度について、7月の参議院選挙前の導入は見送る方針を固めました。
この制度は、報酬を「労働時間」ではなく「仕事の成果」で決め、一定条件を満たした会社員を労働時間規制から外して残業代をなくすものです。
ホワイトカラーエグゼンプションの是非と外資の圧力 - 野石龍平の人事/ITコンサル徒然日記 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
私が賛成している理由は、先ほども述べた、そもそもホワイトカラーの成果を図る指標が今まで「時間」であったという点が間違っていると感じるからです。
木走日記 - ホワイトカラーエグザンプションで露呈した安倍政権の限界
なぜ、統一地方選・参院選を控えた2007年この時期に、このようなアメリカ圧力による大企業優先の労働法改悪案を支持表明してしまうのか?
[JMM]「アメリカの制度をマネするな」from 911/USAレポート/冷泉彰彦
政府ならびに日本経団連は、恐らくは半ば意図的にアメリカの実態を歪曲して伝えているからです。その第一点は、アメリカでのこの制度は「管理職・基幹事務職・専門職」への「残業手当の適用除外」を定義したものであって、「ホワイトカラー・エグゼンプション」とはいっても、全てのホワイトカラーが対象ではないという点です。
よくよく考えてみたら、わたくし30歳の頃から残業代もらってなかったもんで。(笑)
過去記事:
『ホワイトカラーエグゼンプションの落とし穴』2006年12月28日
超過勤務手当てを減らす=人件費総額の抑制なんて浅はかな短絡思考じゃなくて、週3日勤務でも年収1,000万円っていうようなやつの輩出を促進するような制度にしないと、縮小均衡に陥るのは目に見えているんじゃないだろうか???
『日本の課長』2006年10月29日
中吊り広告で気になっていた雑誌『プレジデント』2006/11/13号によると、日本の課長の平均年収は、850万円。
『「偽装請負」は流行語大賞にノミネートされるか?!』2006年08月02日
この国の就労可能人口は今後どんどん減っていくわけだから、女性活用に留まらず外国人労働者や移民受け入れでワークシェアしていかなければならないはずなのに...
『成果主義とは』2006年03月24日
成果主義+能力主義=貢献主義
わかりやすい新・裁量労働制 解説とチャート | |
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BOOKデータベースより
目次:
1 企画業務型裁量労働制(要旨
制定の背景と経緯
「企画業務型裁量労働制」とは ほか)
2 専門業務型裁量労働制(要旨
制定の背景と経緯
「専門業務型裁量労働制」とは ほか)
3 事業場外労働制(要旨
制定の背景と経緯
「事業場外労働制」とは ほか)
参考
MARCデータベースより
企画業務型裁量労働制および専門業務型裁量労働制に関する法改正に対応した解説書。制度導入の際の実務に役立つような詳しさ・わかりやすさ・利便性を重視。00年刊「新裁量労働制の早わかり」の新訂版。『労政時報』別冊。