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実はAクラス社員とは、一般に信じられている能力の優劣によって類別されるのではなく、能動的か受動的かに関わらず、自分が所属する組織を成長させるという「役割」に目覚めたか否かによるのではないでしょうか。したがって、BクラスにしてもCクラスにしても、同じく何らかの役割を担っているわけです。
P.13 「From the EDITORS」より引用
XXX
大きく共感させていただきます。
ビジネスに限らず、例えば子どもの世界であっても、人が5人集まれば、1人はリーダー(ヒーロー?)に、3人はそのサポートに、残りの1人がおミソ(ヨゴレ?)として、それぞれの役割を演じることになるのだと思います。
かと言って、その役割分担は永遠ではなく、
例えばそのチームが勝てなくなった時にリーダーは苦境に陥り、司令塔を失った3人は右往左往しますが、ハナから頑張っていないおミソが、
「今さら何を悩んでるんだ?君たちが味わっているような挫折を、僕は毎日味わってるんだぜ。へへっ」
なんて具合に元気付けてくれたりすることも、青春ドラマではよく見られました。^^;
※書きながら、イジメっ子とイジメられっ子の関係を思い浮かべてしまいました..
もとい、
以前、『パレートの法則(2:8の法則)』や『仕事とは』に書いてきた通り、多くの人間が集い組織を形成する以上、その目的に応じた役割分担がなされることは必然だと認識しています。
ただ、人材管理の厄介なところは、
設立・編成当初は妥当と見られていた役割分担が、経年劣化やマンネリによって変調を来たし、仮に相対的なABC比率は変わらなくとも、質の低下を招いてしまうことが往々にしてある点だと思います。
例えばこんなポートフォリオはいかがでしょう?
Aクラス:2割 【人財】戦略的価値の創造
Bクラス:6割 【人材】戦術の実行、価値の維持
Cクラス:2割 【人在】戦法の駒
Dクラス:?割 【人罪】ES・CS双方の顕在リスク
まあ、Dクラスは蛇足だとしても(笑えないが)、この4分類のどこに自分がマッピングされるのか、実は多くの人が感覚的に認識できていて、自然とそのポジションに応じて行動しているのではないでしょうか?
いわゆる“組織の都合”に合わせるケースとしては、
Cクラスが辞めた時に、“BのC”クラスがその穴を埋める(させられる)なんてことは日常茶飯事だと思いますし、
さすがに事例は少ないでしょうが、Aクラスの抜けた穴を『論功行賞』と装飾してBクラスから抜擢する!なんて愚行を犯している会社をよく知ってたりもします。
※その後、そのBクラス社員は潰れていくんですが...
例えば小職は、『上昇志向』もなく、タイトルのように「負けず嫌い」でもないこともあり、“BのA”を心掛けてきました。^^;
それは決してサボっているのではなく、
小職の“強み”は、AクラスではなくBクラスに存在することで発揮されると認識しているからでして、しいて言うならそれは「平等主義より公平主義」です。
それを話すと長くなるので、今日はここら辺までにしといたるわ!ですが、
中3で“BのA”、若干背伸びして入ったはずの高校では、1年“BのA”、2年“BのC”、3年“C”と真っ逆さまに転落した経験を持つ小職が言うのですから、そこそこ信じられる話だと思いますよ!?(笑)
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