2006年04月18日

ロジカルシンキング:論理的思考の落とし穴

ブログ右下のブックマークでもリンクさせていただいている『マーケティングパラダイス』のメールマガジン「売れたま!」で、3号に分けて配信された主宰者の佐藤義典さんとエイレックス/平野日出木氏との対談が大変参考になりました。

「物語力」で人を動かせ!―ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法
「物語力」で人を動かせ!―ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法平野 日出木

三笠書房 2006-03
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レビュー
出版社/著者からの内容紹介
今、世界のリーダーたちは、「物語」を熱く語って仕事で成功している!本書では、営業、プレゼン・交渉、部下指導……どんなビジネスにも応用可能な「物語メソッド」を解説。この画期的な手法があなたの仕事を成功に導く!

「BOOK」データベースより
いま、世界のリーダーたちは、「物語」を熱く語って、仕事で成功している!―営業、企画、プレゼン・交渉、プロジェクト、部下指導…論理をはるかに超える、画期的な「物語力」。ビジネスに万能な「物語メソッド」は、基本の「型」さえ覚えれば、誰でもすぐに活用できる。本書では、実際に成功した人たちのケースをとりあげながら、その習得法を具体的に解説していく。

「MARC」データベースより
ビジネスに万能な「物語メソッド」は、基本の「型」さえ覚えれば、すぐに活用できる。実際に成功した人たちのケースを取り上げながら、「言いたいこと」を「物語」にして相手の心をつかむノウハウの習得法を具体的に解説。

著者からのコメント
私たちは過去10年、論理的な思考法やプレゼンテーションの方法に親しんできました。ところがこの間、ロジックの先進国ではまったく逆の事態が進んでいました。「論理では通じない、人は動いてくれない」と悩み、「どうしたらその壁を乗り越えられるか」と努力していたのです。その答えが「物語力」です。「物語」には方法があります。その方法をやさしく解説し、実際どうすればストーリー形式のメッセージを作れるのか、具体例を交えながら、ステップ・バイ・ステップで説明します。

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ここ数十年(?)、MBAのカリキュラムの一つとしてのロジカルシンキング(論理的思考)を学んできた日本ですが、以前の記事『科学?論理?その前提は?』でも書いている通り、

「論理だけでは楽しくない」ことにようやく気付き始めたようです。
※小職は本読んだだけです。m(_ _)m

MBAの本家たる米国にはハリウッドがありブロードウェイがあり、そんな文化的土壌が持つ『物語性』の裏付けとして“論理性・客観性”を求めているわけですから、そりゃもう発揮されるパフォーマンスの差は開く一方だと思うのです。

キャノン/御手洗富士夫氏の言われる『説得と承諾のプロセス』や『数値目標とその裏付けとなる物語』はそのまんま当てはまりますし、セブン&ワイ/鈴木敏文氏の言われる『肌感覚』は明文化されていないだけですが必要な物語性を持ち得ていると思うのです。


奇しくも(?)佐藤氏が連載を持つ雑誌『Think! 2006年春号 No.17』の特集は

超ロジカルシンキング
論理プラスアルファの「思考の技術」
です

〜〜問題解決の道筋を考える技術、相手に自分の考えを伝える技術として、ロジカルシンキングが重要であることはいうまでもない。しかし、相手を納得させ、自分の意図する反応を相手から引き出すためには、論理の正しさにとどまらない、プラスアルファの能力や技術が必要だ。基本を押さえつつ、そのプラスアルファについて、先達たちが解説する。〜〜
Think! 2006年春号 No.17


そして、ホントにホントに奇しくもなんだと思いますが、既に小学生のうちから“論理プラスアルファの「思考の技術」”は必要なんだそうです。(爆)


ベネッセ発・小学生からの「考えて書く力」
ベネッセ発・小学生からの「考えて書く力」ベネッセ教育研究開発センター 有元秀文(国立教育政策研究所総括研究官)

日経BP社 2006-03-30
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レビュー
出版社/著者からの内容紹介
筋道を立てて考え、きちんと伝える力をどうやって身につけさせるかーー。2005年にスタートした進研ゼミ小学講座の小学5、6年生向け「作文・表現力講座」の狙いは、従来の学力向上ではなく、「将来につながる力」を子どものうちから身に付けさせたいという家庭からの声を反映して生まれた。
 「まともな文章を書けない大学生」や「きちんと話すことができない新入社員」の増大は、教育問題というより社会問題であり、国際的な教育に関する調査でも、日本の子どもたちの読解力の低下が顕著になってきている。
 子どものうちに「作文力」「表現力」を身につけなければ、厳しい生存競争に勝てないし、国際的な視野で活躍できる人材になることはできない。では、どうすれば、身に付けられるのだろうか。 本書は、「出来事の羅列で、おもしろみがない」「同じ内容が繰り返し出てくる」「話がだらだら、とりとめがない」「話題が途中でテーマからそれる」などの子どもたちの作文の「症状」を分析し、
●「なるほど!」がないと、読み手はおもしろくも何ともない
●材料選び(選択)も読み手を意識!
●ほうこくぶんも事実と意見をわけて書く!
など具体的な改善方法を伝授する。
 作文、表現力の教育で大きな成果を上げているフィンランドの事例を紹介し、ビジネスパーソンにも話題のクリティカル・シンキング(批判的思考)の重要性を指摘する。大人が読んでもためになる1冊。

「BOOK」データベースより
論理的に考え、表現する珠玉のメソッドを一挙公開!国際化時代の人材育成ニーズに対応した進研ゼミ「作文・表現力講座」のエッセンスが満載。

「MARC」データベースより
これからの国際化社会にどうしても欠かせない基礎となる論理力や文章作成力について「作文」のケーススタディを通して紹介する、進研ゼミ「作文・表現力講座」のエッセンスが満載の一冊。

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思考・表現・説得の無力に苦しむ小職は、もう一回小学校からやり直さないといけないんですね。(泣)

posted by 課長007 at 14:08 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - ロジカルシンキング:論理的思考の落とし穴
この記事へのコメント
売れたま!のご紹介ありがとうございました。

理論「だけ」でも、物語「だけ」でもダメなんだと思います。私は「クールに考え、熱く語る」と言っているのですが、きっちりとロジックを詰めて、それを印象的に伝えることの両方が必要なんですよね……今回の自分での発見は、ロジックと物語は対極にあるものだと思っていたら、実は同根かもしれない、という仮説が見えたことです。

ではまたよろしくお願い申し上げます。


Posted by 売れたま! at 2006年04月20日 17:23
「売れたま!」さま
コメント、ありがとうございました!!
“理系vs文系”のような2軸論で分けるのではなく、“学問”として一つに括っで思考できればよいのでしょうかね。

Posted by 課長007 at 2006年04月21日 18:04
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