2009年10月12日

「返済猶予(モラトリアム)」もアレだけど、なぜ、約束手形はなくならないのか?

禁酒法時代に入った中小企業金融、サラ金。これからは闇金が跋扈する?: カトラー:katolerのマーケティング言論
亀井金融大臣の中小企業に対する「返済モラトリアム」が物議を呼んでいる。
金融の専門家筋は、亀井がいうようにモラトリアムを実施すれば、回収が困難になると考える銀行が、ますます融資のハードルを高くし、結果としては貸し渋りや貸し剥がしを助長することになると警告している。
しかし、亀井の提案を真っ向から批判できないのは、中小企業をめぐる金融がどうしようもなく傷んでいる実態があり、その危機的な状況に対して誰も処方箋を提出できそうにないからだ。

〜中略〜

リーマンショック後に東北の某中堅企業が民事再生法を申請した。この会社は、薄膜の技術で世界的に評価されるオンリーワン中小企業で、アップルの iPhoneのタッチパネルの部材を一手に引き受けているような技術力のある中小企業だった。過剰な設備投資が祟ったといわれているが、直接的には、銀行が追加融資に手をあげたことが破綻の直接の引き金になった。タイトロープが切られてしまったのだ。
今、こうした形の突然死が、全国の中小企業に急増している。昔のように、不動産投資などで失敗したというのではなく、技術力もあるのに本業で行き詰まるケースが増えているのがいかにも不気味である。


信販会社とかノンバンクを「闇金」と一刀両断してしまうところはアレですが、国内中小企業の活性化策に工夫の余地がありそうな希ガスるので備忘ログ。





繰り延べするなら仕事クレ!

なのに、需要低迷・供給過剰で仕事がない!


まず、多くの中小企業の声はコレだろう。

とはいえ、「品質が悪く納期も遅いことが仕事がないことの原因になっている企業」を無理して存続させるのはよろしくない。

逆に、「仕事はあるが資金繰りに困っている企業」を優先して支援するべきじゃないか。

彼らには返済能力があるわけだから、金貸しだって何とか協力できるってもんでしょう。

問題なのは、仮に仕事があったとしても、一部のデフレ先導企業がエブリデイ・ロープライスを仕入れ先に強要するものだから、適正な利益さえも残せず、自転車操業は下り坂を転げ落ちていくだけ。

その中ですぐ手を打てるとしたら、約束手形の満額買い取り=利子補給とかじゃないのかな?
(まったく勉強していないとこなので、完全に思い付きです。もし、既に景気対策などで手当て済みだったらごめんなさい。)


借金返済の繰り延べより、手元の手形を低利で現金化します!


みたいな施策の方が「仕事のある企業」の存続を支援できるわけですし、納品後の速やかな決済・精算は『下請法』の主旨にも合致していますよね?

例えば、粗利が数%しかない仕事を何とか納品して、90日とか180日の約束手形で支払ってもらたが、その手形を現金化するのに額面の10%?とかの手数料を支払う。


これを事業と呼ぶとしたら、小学生だって手を出しませんよね。


粗利を適正化させる=デフレスパイラルの強要防止は下請法で、企業間決済・約束手形のところは国の成長戦略と中小企業振興策で、何らかの手を打たないといけないんじゃないかと思うわけです。

なにせ、現金取引が当たり前のIT・ネット業界であっても、製造業や広告代理店向けの案件では、例えば「100万円以上は約束手形」みたいに決済・精算されるケースが多いので、他人事ではありませんから。


ということで、ちょいとググってみる。

手形割引 - Wikipedia
手形割引(てがたわりびき)とは、満期前の手形を第三者へ裏書譲渡し、満期日までの利息に相当する額や手数料を差し引いた金額で売却することである。手形割引を依頼したものを割引依頼人、手形を割引いたものを割引人、割引かれた手形のことを割引手形(わりびきてがた、略称は割手)という。



手形割引 に一致する日本語のページ 約 370,000 件

広告の量、スゴいですね。w


Google トレンド: 手形割引
[手形割引]の検索トレンド


↓こっちがスゴい


[手形割引]が検索されている都市

鹿児島の突出ぶりはアレとして、渋谷・目黒・新宿・千代田などの東京および大阪・福岡・名古屋などの大都市が並んでますね。

ネットで[手形割引]って検索する人の属性を想像すると、マジで他人事じゃなくなります。( θ_Jθ)


「返済猶予」:日経ビジネスオンライン
 景気低迷により売り上げ減少に悩む中小・零細の企業や商店、勤務先の倒産などで失業して住宅ローンの返済が難しい個人を対象にした返済猶予制度が発表された。

 借り手の返済能力を金融機関が審査したうえで、猶予により再生が可能だと判断された場合に、元利金の支払いを、最長で3年間猶予されるという。早期の適用を待つ経営者や個人は、少なくないに違いない。



↓こういうソフトを事業金融を担う商社系SIerが売っているってとこがいとおかしw
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■紹介(「丸紅インフォテック」データベースより)
資金繰りシミュレーションソフト。中小企業を対象としており、資金のフローを中心とした動的資料を作成できる。手形割引や借入予定が記載された翌月予定の「資金繰り日計表」、前月実績と当月予定の収支表に加え、手形割引や借入など銀行取引一覧表、業況報告書を1枚のシートにした「業況月次報告書」、前月実績・当月予定を含む6ヶ月の資金繰りシミュレーション表「中間資金繰り予定表(6ヶ月)」などが自動作成でき、そのまま金融機関へ提出することが可能。そのほか「支払手形決済推移表」「割引手形実行残高推移表」「長期/短期借入推移表」の作成ができる。
■商品紹介
資金繰りシミュレータ「資金繰り名人ダンドリ君」は、いわゆるコンピュータ会計・財務とは一線を画するものです。会計学的資料の考えはなるべく省略し、資金のフローを中心として、企業・金融機関双方に有益な動的資料を作成するものです。

posted by 課長007 at 14:19 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「返済猶予(モラトリアム)」もアレだけど、なぜ、約束手形はなくならないのか?
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