[mixi] Webプロデューサー | そもそもWEBプロデューサーってなんだ?
15 課長007 2009年07月14日 23:19
ネット業界は広告・マーケティング業界にならったわけで、彼らがモデルにしたのが映画や出版ですよね?
という経緯からすると、こんなクレジットや奥付けでいかがでしょう
▼制作・発行人=プロデューサー
▼監督・編集人=ディレクター
具体的には、カネやヒト(キャスティング)など、作品のリソースを調達するところから関わるのがプロデューサーで、ディレクターはプロデューサーが調達すべきリソースの中でも特に重要なファクター
これを会社組織にあてはめると、プロデューサーは取締役でディレクターは執行役という「監督と執行」の関係にあたり、スポンサーとしての株主=クライアントも見えてくる。
また、ディレクターはプロデューサーから与えられた「予算の執行」までが権限範囲になり、「予算の編成権」はプロデューサーにある。
まだ生まれて10年の業界で、ここまでのスキルを備えた専任のプロデューサーはわずかでしょうが、あと5年もすればチラホラ現れてくるでしょう。
ちなみにマネージャーとは、作品=プロジェクト単位でアサインされるプロデューサーやディレクターとは異なり、ルーティンワークとして制作環境を整えることが主たるミッションになるので、適正で言えば、スペシャリストとジェネラリストといった違いが生じるはず。
3,000人超えのコミュだから、50本ぐらいのコメントが付いてもよさそうなトピだったんですが、きっと皆さん忙しいんですね。わかります。
良トピを枯らしてしまった責任を感じつつ、情報整理の意味でコピペ備忘ログ。
Yahoo!辞書 - produce
2 〈研究・作品を〉生み出す, 創作する;〈劇・映画・オペラを〉上演[演出]する;製作する
・produce a film
映画を製作する.
ま、そのまんまですわな。
「プロデューサー」と「ディレクター」の違いについて - 教えて!goo
ディレクターとは、No.3の回答者さんが仰る通り、演出を行なう者の事です。
演出とは頭の中の考えを表現する事ですから、それこそ『発想が豊か』かつ『他人に指示を出すのがうまい』事が求められます。
一方、「プロデューサー」が行なう事は、制作全般の運営・管理です。
企画立案、資金調達(企画売り込み営業等)、スタッフや出演者のキャスティング、スケジュール管理、予算管理、作品のクオリティー管理などなど。
従って、プロデューサーはこれら制作管理の立場から、場合によってはディレクションに口を出すこともあり、ポジションとしては紛れも無くディレクターの上司に当たります。
即ち、ディレクターは演出力のみ発揮すれば良いですが、
プロデューサーは制作の全責任を負う職務な訳です。
従って、これまで投稿された回答がプロデューサーを軽んじてるように思えるのが少し気になるところです。
とりわけ、企画を通す、とか予算を引っ張って来る、なんて事はどんな業務より困難なのは明らかですよね。
〜中略〜
>ディレクターとしてはダメだったけれどもプロデューサーとしては優秀
ご承知かも知れませんが、
プロデューサーになるには必ずディレクターを経るというわけではなく、ディレクターを目指して業界入りしても修行半ばでプロデューサーに目標を変える人や、最初からプロデューサーを目指して業界入りする人も大勢います。
要するに、ディレクターはプロデューサーへの通過点ではなく、
プロデューサーはディレクターの成り損ないでもないという事をご理解下さい。
テレビ業界の現場感アリアリでよくわかりました。
僕の彼女はサイボーグ、小栗旬|【インタビュー】映画人「山本又一朗」氏に聞く
――山本さんが目指すプロデューサーとはどのような人ですか?
山本 まずプロデューサーとは何ですかと問われれば「映画を作る人」。映画を作るという意味においてどういうことをする人ですかと問われれば、「できないこと以外はぜんぶする人」ですよね。さすがにキャメラマンに代わって僕が撮ることはできないし、美術監督に代わって僕が美術を担当することはできない。でも、あるイメージを持って、こういうふうにしたいという意見は言える。そういう能書きはプロデューサーには必要だと思う。
僕はクリエーションで正しいことを言えば、たとえどんな人の意見でも採用すべきだと思っています。ハリウッドで有名なプロデューサーのロバート・エヴァンスが『チャイナタウン』という映画を作ったときに、完成後にロマン・ポランスキー監督が映画について偉そうに語るのを見て、「オレが8年も前から企画して、4年前にロバート・タウンという脚本家と出会って、ふたりで数年かけてやっと脚本を作りあげたのに、4ヵ月前に雇ったあのヤローにこの映画の何がわかるんだ!」と言ったそうですよ(笑)。その気持はよくわかる。
とはいえ、誤解しないでほしいのですが、監督ももちろん大事な仲間です。一緒に苦労していることは間違いない。だいたい僕と組んでいる監督は、僕にないものを持っていることが多い。互いに互いのためになるというスタンスで監督を選んでいます。きつい言い方だけど、映画というのは監督がかなり無能でもできるんですよ。だからこそ、有能でないと困る。有能であることに意味があるんです。
映画の歴史の奥深さには憧れますね。
編集者とはプロデューサーであり、プロデューサーとは編集者である | smashmedia
編集者とはプロデューサーであり、プロデューサーとは編集者である。
頭のいい編集者はけっこう多い気もするんだけど、行動する編集者はあんまりいない気がする。プロデューサー的編集者(編集者的プロデューサー)は利口なだけじゃなくて、ちゃんと行動できる人のこと。
こちらは出版業界。
ちなみに、わたしの知る「編集者」さんはデスクにほとんどいなくて、携帯電話の番号を知っていれば、オフィスの電話番号をメモリする必要がないぐらいです。
Protama-プロデューサーとは
WEBプロデューサーに求められるスキル
* 事業を計画する上での独創性がある「発想力」
* 多方面に人的ネットワークを広く持つ「ネットワーク力」
* 速やかにコミュニケーションが築ける「コミュニケーション力」
* 適切にリソースの組み合わせができる「選択直観力」
* ロジカルに市場分析をし、マーケティングを用いて、勝てる戦略計画を構築できる「ビジネス設計力」
* WEB最新技術動向に敏感で、それらを適切に用いてクライアントの進むべき方向性 を示せる「調査力」
* 壁を打ち破れる強いプロジェクト「推進力」
* 責任感を持ち、メンバー全員を邁進させることができる「指導力」
P.S.
「Protama」とは、マルチメディア・インターネット・アート・エンジニアスクール『デジタルハリウッド』の「営業系Webプロデューサー講座群」*の卒業生が中心となり運営されているサークルです。
制作会社のプロデューサー想定らしく、アカウント営業の要素が加わるんですね。
こういうベーシックなことはまとめようがないので、「プロデューサーとは付加価値を産み出す人」ってことにしておきます。
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■目次
序章 クリエイティブ思考のすすめ
第1章 コンセプトを練る(緻密な分析でヒットの鉱脈を掘りあてる―テレビ界屈指の「視聴率男」・五味一男(日本テレビ放送網執行役員、エグゼクティブディレクター)
相手の思いを整理して、コミュニケーションをデザイン―コミュニケーションの達人・佐藤可士和(アートディレクター))
第2章 ヒットをマネジメントする(シネコン時代の映画ビジネスをつくる―テレビ局の強みを活かす映画づくりの先駆者・亀山千広(フジテレビジョン執行役員常務・映画事業局長)
「みんなでおもしろがる」というお祭り感覚で―日本の「セカンドライフ」を盛り立てる・はたけ(シャ乱Qリーダー))
第3章 世界ブランドを育てる(守りではなく、攻めのブランドマネジメントを―世界に冠たるポケモン・ブランドの司令塔・石原恒和(ポケモン代表取締役社長CEO)
唯一無二の才能に賭ける―「世界のキタノ」の女房役・森昌行(オフィス北野代表取締役社長)
成長期のビジネスを牽引する―巧みなマネジメントでマンガをグローバルビジネスに・福原秀己(ビズ・メディア社長兼CEO))
第4章 壁に挑む(捨てる勇気が扉を開く―アニメで世界に打って出る・石川光久(プロダクション・アイジー/IGポート代表取締役社長)
クリエイティブとビジネスのバランスを保つ―映画の可能性を信じる気骨ある映画人・李鳳宇(シネカノン代表))
■内容(「BOOK」データベースより)
「“問診”で問題の核心に迫る」(佐藤可士和)、「自分がわからなくても信じて任せる」(亀山千広)、「1,000万人の大衆の代弁者になる」(五味一男)―。今、求められているのは、柔軟な発想で企画を立案し、巧みなコミュニケーションでプロジェクトを引っ張る能力だ。日本を代表する旬のプロデューサー9人を取り上げ、その企画力や統率力の秘密を明らかにする。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梶山 寿子
ジャーナリスト。1987年神戸大学文学部卒業。テレビ局制作部勤務を経て、ニューヨーク大学大学院に留学し修士号を取得。並行して読売新聞米国現地版で記者として勤務、のちにフリーに。ビジネス誌や新聞を中心に、社会問題やビジネス、経営、人材教育、マーケティングなど、幅広く取材・執筆。テレビ番組のコメンテーターも務める。近年はコンテンツ・ビジネスの取材にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)