2009年06月29日

政治を都市・国家経営と考えれば世襲議員自体は悪ではなく恥

横須賀市の市長選挙、先般の千葉市に続き、現職系ではない若手候補者の当選で沸き上がっているようですね。

横須賀市長に33歳の吉田氏が当選 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 横須賀市長選は28日、投開票が行われ、新人の前市議、吉田雄人氏(33)が、現職で2期目を目指した蒲谷亮一(64)、新人の弁護士、呉東正彦(49)(いずれも無所属)の各氏を破り、初当選を果たした。投票率が前回より上がり、無党派層から幅広い支持を受けたのが勝因で、旧自治省(現総務省)出身者による9期36年間の市政に終止符が打たれた。

〜中略〜

 吉田氏は、市長として全国で2番目に若い山中光茂・三重県松阪市長(33)と同年齢。マニフェストを掲げ、駅立ちなどで無党派層に訴える戦法で、主に若い世代に浸透を図った。出身の県立横須賀高校関係者らの支援も得て、初挑戦で市長の座を射止めた。

 蒲谷氏は、小泉元首相が告示直前から2回、応援演説をしたほか、自民、民主、公明、連合系労組などから幅広い支援を受けたが、運動が末端まで行き渡らなかった。蒲谷氏は「厳しい選挙だった。私の考えが浸透しなかった」と語った。



言ってみれば、非世襲系候補者(地場の有力者の影響を受けない人材)が将来不安に対する変革待望需要をくみ取っただけって事例なんじゃないでしょうか。

かといって、現職系には落ち込んでほしくないのです。

このような結果が出るということは、きっとあなた方の先輩達の成果によるものなのです。

地域を発展させるために頑張って、農地を転用して物流用地や宅地にしてきたわけですよね?

その結果、法人税や住民税の増収も果たし、人口も増え、商業施設などもやってきて、あなた方の言う地域活性化を果たせたのではないでしょうか?

でも、あなた方にとって問題だったことは、せっかく呼び込んだ新住人たちが、あなた方が世襲した成果には感心がなく、次の成果を求めているというニーズがあることを受け止められなかったということなんじゃないでしょうか?


東京生まれの人間からすると、千葉市も横須賀市も、言ってしまえば東京の膨張にぶら下がっているだけで、ベッドタウンとしてしか発展できない東京都下の街に見えます。(今住んでる埼玉も同じです)


世界一、経済効率のよい都市・東京(23区)

都知事がそう豪語する東京の労働者たちに向け、宅地や物流用地を提供しているだけの都市。

それがあなた方の先輩たちが築いてきた街なのであれば、その戦略を堂々と継承すればいいのです。

下手に違ったことなど考えなくていいのです。

住宅や育児など、東京の労働者たちの生活コストを徹底的に下げる。

これだけでしょ?やるべきことは。

通勤コストは会社負担ですから、職住接近なんてムダなことも考えなくていいのです。

住民の生活コスト=固定費が下がり可処分所得が増えれば、第三次産業が勝手にお店を出してくれますから、パート・アルバイト需要もあります。


それじゃプライドが許さない?

地域のアイデンティティー?

もし何か新しいことしたいなら、まず東京への依存関係を断ち切ることです。

県外通勤者には通行税を課すとか、『東京あこがれ税構想』が使えるはず。w

でもね、『痴漢』のようなおかしな人も増えますから気を付けてください。ww


叩きたいのは世襲か、自民党か〜『世襲議員のからくり』 上杉 隆著(評者:加藤 亨延):日経ビジネスオンライン
 小泉、安倍、福田、麻生と世襲議員による首相が続いている日本。国会内においても、自民党は現職の40%、民主党のそれは20%になるそうだ。なぜ、それほど国会議員の世襲が多いのか? 本書では、国会議員の秘書経験もあるフリージャーナリストの著者が、その疑問を様々な政治家の実名を挙げながらひも解いていく。



【関連エントリー】
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リストラなしの「年輪経営」 世襲議員のからくり (文春新書) 世襲政治家がなぜ生まれるのか? 元最高裁判事は考える 世襲について―事業・経営篇 世襲について 芸術・芸能篇

■目次
第1章 世襲を育む日本の風土(世襲の種類
世襲と密接な関係のある家元・名跡・襲名制度
「士農工商」の身分制度にみる社会秩序の維持の支柱
寄らば大樹、「争い」を好まぬ国民性
年功序列、終身雇用、滅私奉公を求める雇用システム
世襲を支える人縁、地縁、業縁の連帯性と結束力
世襲を支えるNo.2軍団の存在)
第2章 世襲の現状と特色・問題点(大企業の世襲
中小・中堅企業の世襲
有力業界の世襲
政界の世襲
■内容紹介
「悪い世襲」の筆頭は首相や国会議員だ。かたや「よい世襲」は全国の中小企業・老舗にあり、世襲によって伝統の技術や顧客との信頼関係を継承してきた。世襲による政治の疲弊を批判し、不況や後継者難、M&Aで揺らぐ地場産業の進むべき道を探る。
■内容(「BOOK」データベースより)
経済格差は「悪い世襲」制のもとに拡大し、格差社会は広がるばかり。しかし、世襲を一概に「悪」と決め付けてしまってはいけない。「よい世襲」を実例豊富に徹底紹介し、世襲が守ってきた「志」「信用」「匠の技」で、日本に元気を呼び戻す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
荒 和雄
東京都浅草生まれ。早稲田大学法学部卒。経済評論家、作家、中小企業診断士。東京都民銀行日本橋支店など数カ店の支店長を経て、1989年に独立。ブレーン・サービスを設立し、21世紀を担う若手経営者の育成をライフワークに「荒和雄の経営塾」を全国各地で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



posted by 課長007 at 19:45 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 政治を都市・国家経営と考えれば世襲議員自体は悪ではなく恥
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