先人たちが捨てていった、あるいは気づかずに腐らせてしまったものが、現代に生きる我々のメシのタネとなっているのではないでしょうか?
もちろん、先人たちがサボっていたわけではありません。
彼らもその時々の環境や状態に応じて、宝さがしをしていたはずです。
また、人によってはゴミが肥やしになってできあがった新しい作物の山に当たることもあるでしょう。
でも、探す対象がゴミか新品かは大したことではなさそうです。
探している宝物が何なのか?
そして、探し当てた宝物をどうするのか?
独りでむふぅむふぅと楽しむのか?
あるいは誰かとキャッキャ言って分かち合うのか?
何はともあれ、所詮宝さがしなんだから長期の計画なんて立てられないし、ましてや具体的な目標なんてことになったら宝さがしじゃなくなってしまうし。
かと言って、週休2日とかゴールデン・ウィークとか年末年始休暇とか、ルーティン的で労務っぽいものは宝さがしには似合わない。
とりあえず、
「オシゴトは何されてるんですか?」
と聞かれたら、
「宝さがしです。」
と答えるようにしよう。
主に夜のお店でね。(爆)
■「管理職はいらない!」三部作
1.社長なんて名誉職でいいし、1年・2年で交代だ
2.日本課長の会理事長の立場を離れて言う
3.仕事とはゴミの山から宝物をみつけるようなもの
冒険論―たくさんの宝者を探しに | |
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■目次
現在の労働経済の状況(誰がフリーターを作り、なぜフリーターが作られ、なぜフリーターが増えていくのか?)
いざ冒険へ
冒険による個の成長(「遊び」心を持つ
「夢」を作る
「比較」できる対象を見つけに行く
「英語」は環境。なぜなら英語は学問ではなくただの言葉ですから
「勉強」は自発性の上に成り立つ
「世界」に入り込む ほか)
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
味村 彰久
1987年、東京都生まれ。冒険経済作家。18歳の時に「冒険哲学書」を作ることを決め、高校卒業後、19歳から366日を海外で過ごす。家庭教師や塾の講師、スイミングインストラクター、サッカーのコーチ、雑用など15ものアルバイトを経験し、21歳で著書『冒険論』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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