2009年06月22日

社長なんて名誉職でいいし、1年・2年で交代だ

日本課長の会が推奨するテレビ番組、テレビ東京『カンブリア宮殿

今週・来週の2回に渡って放映されるのがこちら

日本一“社員想い”の会社が明かす、“管理職”はいらない!
ゲスト メガネ21専務 平本清(ひらもと・きよし)氏
広島でメガネの販売チェーン「21」を展開する、平本。
「ノルマなし」「内部留保なし」「社員ボーナス500万円」「銀行借り入れなし」
次々に“企業の常識”の逆を行き、快進撃を続ける。

さらに、驚くべき常識破りの事実があった。
「社長はお飾り」「管理職なし」
更には「社員の給与、査定は社内ネットで全社員に公開」…

スタジオでは、カイシャ社会の革命児・平本の考えに「管理職」30人が反論!
「後輩指導のために」「チームを統括するために、管理職は必要だ」…
平本も、淡々と語る―――
「有能な上司に会えればいいいですけど、全員がそうじゃないでしょ」
「うちはマッチングが合わなければ、変えられる良い仕組みがありますから」

番組では、自信たっぷりに語る、平本の会社を、大解剖!
カイシャ社会の革命児が、またまた吠える!
「管理職は、いらない」

【会社にお金は残さない!社員とお客に還元する】
内部留保…それは、企業が会社の売り上げから原価や人件費、株主配当等を引いて残ったのもの。
多くの企業は経営危機に備えてこの内部留保を会社に残している。しかし使途不透明の会社があったり、さらに雇用情勢の悪化などから内部留保の溜め込みには批判もある。「21」は内部留保を持たない。その代わりに社員とお客に賞与と低価格というかたちで還元される。

【社員が株主!銀行からお金は借りない】
21では銀行から資金を調達せず、運転資金は社員からの出資で賄っている。197人の社員中150人が出資しており、総額は約10億円(21本体で。グループ全体だと20億以上)に上るという。社員は銀行の預金金利よりも高いリターンを得ることができ、ウィン・ウィンの関係が成り立っている。また、社員が独立してフランチャインズ店を出す時なども、社内で出資を募ることになる。

【情報共有でムダを省け、超合理化会社をつくれ】
経営データ、全社員の評価・給与・・・21の社員は実はイントラネットを通じて社内のあらゆる情報を閲覧することが出来る。しかもただ閲覧できるだけではない。全社員がイントラネットを通じ意見表明や発案をすることができる。そのため会議は一切なし、稟議書なし。85億円を売り上げるチェーンをコントロールするのは、わずか8人で行っている。このように社内の全情報を共有して経営に関わり、前述のように自らお金を出すことで社員1人1人が経営者のような感覚で働くことができ、それはモチベーションアップや将来の独立にも繋がっていく。

≪ゲストプロフィール≫
1950年 広島県生まれ。
1968年 高校卒業後、広島大手のメガネチェーン店に入社。
      抜群の売り上げ成績を上げ、26歳で本店副店長就任。
      1979年には商品部長に就任する。
      1986年、社長交代劇に巻き込まれリストラ、解雇される。
      そして同じく会社を解雇された4人でメガネの21を設立する。
      現在、21は広島を中心に全国120店舗以上、年商85億円のチェーン展開をするまでに成長。



内部留保せずに、経常利益の前段階で利益はすべて処分。

大した額の法人税は払えないが、役員を含めた従業員の給与と賞与から多くの所得税・住民税を払う。

顧客に対しては、儲けた商品の値引きで還元。


とはいえ、内部留保がないのだ!!

経営危機の時には、社員は貯蓄してるから、給与ダウンの影響は小さい。

新規出店などの投資が必要な時には、貯蓄のある社員が出資・投資する。

創業者の専務以下、従業員全員が、社員であり、出資者でもある。

一歩間違えば怪しい投資組合だが、メガネ店という実業は競合他社と大きく変わらないビジネスモデル。


なんともすさまじいカイシャである。


そんなカイシャを創業した山下氏の座右の書が“論語”

「恕」という言葉が大事らしい。

じょ 1 【 ▼ 恕】の意味 国語辞典 - goo辞書
# 思いやること。思いやり。同情。

* 「己れの欲せざる所を人に施す勿れとは…之を―の道と云ふ/福翁百話(諭吉)」



出資者は従業員となり、従業員は出資者となって、それぞれの立場に立ってみることでその違いを認識し、複眼的に振る舞えるようになる。


そうなれば本当に、管理職なんて要らない。

社長なんて名誉職でいいし、1年・2年で交代だ。


ただ、できれば小職は、終身名誉課長を拝命したい。(爆)


■「管理職はいらない!」三部作
1.社長なんて名誉職でいいし、1年・2年で交代だ
2.日本課長の会理事長の立場を離れて言う
3.仕事とはゴミの山から宝物をみつけるようなもの


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伊與田 覺
大正5年高知県に生まれる。学生時代から安岡正篤氏に師事。昭和15年青少年の学塾・有源舎発足。21年太平思想研究所を設立。28年大学生の精神道場有源学院を創立。32年関西師友協会設立に参与し理事・事務局長に就任。その教学道場として44年には成人教学研修所の設立に携わり、常務理事、所長に就任。62年論語普及会を設立し、学監として論語精神の昂揚に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 23:41 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 社長なんて名誉職でいいし、1年・2年で交代だ
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