2009年03月28日

ITエンジニアはIQ:120以上ないといけないの?

「IQ:120以上ないといけない」って断定できずとも「IQ:120以上ないとツライ」だろうな

と、久々にmixiのトピでスルーしていただいたコメントの備忘ログです。

[mixi] SI・IT業界人脈ネットワーク | SEは学歴では?
45 課長007
提案・納品を受ける側の顧客や上司が求めるのは、「学歴」ではなく「IQ」、言い換えるなら「優秀」より「有能」ですかね

最近だと「地頭力」とかになりますか

なんでも米国では、医師・弁護士と並んで、なんとITエンジニアも、IQ・120以上が必要な職業としてガイドされてたりするみたいです

「実績」って言葉は曲者で、「機会が得られただけ」ってケースも少なくないでしょうから、「経験」と言い換えた方がよいのかな

ちなみに当方の「有能」の評価ポイントは、
・スピード
・精度
・マルチタスク
です

これを説明できる「実績」や「作品」をお持ちなら、どんどんアピールされるとよいでしょう


要は「学歴より地頭」ってことが言いたかったわけですけど、余計なこと書いてしまうもんだから、案の定そこに食いついてもらえずスルーです。(笑)

現在の所属先では、ITエンジニアたちは本社のある大阪にいるんですが、これがまた見事に『タコツボ思考』なんですね。

ずっと景気の悪い(?)大阪という地理的な不利はあるにせよ、職種的には日本全国タコツボ化していると言っても過言ではないでしょう。

我が国のIT・SI業界のエンジニアリング機能が、地頭力の高い人材の数が相対的に多い中国やインドに移転していくことは必然なのでしょうし、そこで商品力を高めてくれるのであればなおさら、移転を加速してもらいたいと考えています。

そうすると、IT製品・サービスの多言語化・マルチランゲージ化も勝手に進んでしまうでしょうから、下手に日本国内に留めておくことの方が罪深いことだと思うのです。

なので大阪にいるITエンジニアたちには、製品・サービスの国際競争力を高めるグランド・デザインであったり、その思想を海外のITエンジニアたちに浸透させていくところで活躍してもらいたいですし、そんなビジョンを共有できるインターナル・マーケティングの責任も痛感しています。

だからなおさら、タコツボに逃避しようとしている発言や、その根底にある縮小均衡の思考には憤りを感じてしまうわけですね。


ちなみに、「IQ・120以上必要」ってのは、正確にはITエンジニアではなくエンジニアだったようなので、訂正してお詫び申し上げます。

On Off and Beyond: Real Education続きーさらに身も蓋もない話

で、IQとマネジメントの相関が出たところで、「国のリーダーたる重要な人材のIQは120以上」というのは、これまたそういう調査があると。こちらの54ページのpdfファイルが参照されている。 IQと複雑な仕事におけるパフォーマンスの相関はかなり高いのであるな。興味のある人は見てみて。ファイルは4M近くあるが。あと、弁護士とか、医者とか、エンジニア、科学者、大学教授とかは、IQ120以上でないとなれないし、と。

(ここで、しつこいようだが、IQ120は全人口のトップ10%。偏差値で言うと60ちょっとって感じ?)


恐れ多いですね。

仮に、ITエンジニアが許認可の必要な職種になってIQ審査とかされるようになったら、日本ではいったい何%のITエンジニアが生き残れるのでしょう?

幸いマーケターは対象に含まれていないようなので、課長007のキャリア選択は間違っていなかったようですね。(泣)


縮小均衡は求められた解なのか--日本の「モノづくり」の原点を考える:コラム - CNET Japan
ルールは変わっている
 これまでの市場競争のルールの下では、競争環境が過酷になればなるほど、商品そのものの魅力作り(プロダクトイノベーション)はもちろんだが、製造設備の整備から軌道に乗るまでの期間を短縮し、かつそのコストの圧縮(プロセスイノベーション)を図ることで、利益率を高めていくという手法が採られてきた。また、国内で先端的な商品を開発、提供し、その製造歩留率を高めた商品を製造拠点ごと発展途上市場に移して世界向けの量産を図ることで、地域の経済状況に応じた価格設定を可能にするタイムシフト戦略を成立させてきた。



ITが最近暗い? - IT起業研究所 ITInvC 代表小松仁 - Yahoo!ブログ
ITのインフラ普及が企業成長をけん引してきた後、3、4年前から、「ITインフラの普及からITをどう使うのか」というトレンドが表面化してきた。
このトレンドに日本企業、日本の産業構造全体が乗り切れていないことが、米Googleや米AppleのようなITインフラをうまく活用した高付加価値を提供し業界全体を巻き込めるような軸となる企業が日本に誕生しない大きな理由の一つであるとしている。

“ライブドアショック”の話題に隠れ、「思考停止状態」で既存の商習慣から抜け出せていない国内産業全体の問題がIT業界全体における真の問題であり、インフラ分野の問題が「脱インフラ」、マーケティング分野が「脱マスマーケティング」と独自の危機意識を展開している。



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