2009年03月21日

デジタルサイネージは広告不況を救ってくれるのか?

イケダノリユキさんの『こちら』の記事でニオイをかぎつけ、『2年半前に講演聴講』した『高広伯彦(タカヒロノリヒコ)さん』の事務所開設を知りました。

まずは何より、起業おめでとうございます。

広告不況の真っ只中ではありますが、輝かしい実績と経験を経て、40歳を前に起業されたんですね。

事務所サイト』のGoogle PageRankがゼロってところはご愛嬌なのでしょうが、ドメイン取得が2005年7月というところが興味深い。^^;


で、起業の認知経路となったネタがこちらです。

スケダチ・ブログ | デジタルサイネージ x YouTube x デスクトップガジェット 2009.03.20
3/20-22 までの3日間、秋葉原で面白い試みを行います。

”デジタルサイネージ x YouTube x デスクトップガジェット”

という飛び道具?3本をつないだ広告企画です。広告主は東芝様。

今回の企画は、東芝さんのノートパソコンのプロモーションの一環として、

インタラクティブ・デジタルサイネージを利用した店頭プロモーション
=サイネージ上のコンテンツを携帯で操作する。
=店頭でのアテンションを高める。

YouTubeブランドチャンネル上のカスタムガジェット(日本初登場)
=YT内に大型のウィジェットを埋め込む機能実装。
=東芝ノートPCチャンネル

を同時に実施しております。



[N] 秋葉原で「デジタルサイネージ x YouTube x デスクトップガジェット」な企画【連休限定】
2009年3月20日
店頭とPCから、同じゲームに同時参加できるようになっているのだそうです。

「デジタルサイネージ」というキーワードにまだピンとこない方のために、デジタルサイネージ - Wikipediaから引用しておきます。


surveyml』でも初日に告知されていたので、ご存知の方も多いと思いますが、イケダノリユキさんが早速レビューされているので、ご興味おありの方はYouTubeのチャンネルまで含めてじっくりご覧ください。

秋葉視察報告:ヨドバシ前で・・・こりゃオモロイ!|イケダノリユキのCommunitainment Blog

高広さんが「秋葉原に何か仕掛けている」と言っていたキャンペーン。大阪帰りに行ってきました!(日経ビジネスONLINEのニュースにも出てましたね)

早速、駅前のYodobashi-Akibaに行ってみたら、東芝NOTE PCの、デジタルサイネージとYouTubeを連動させた、携帯で参加できる参加型キャンペーンが展開されていました。

こんな感じ(↓)


残念ながら昨日は終電までオフィスで、年度末納品の立会い(我が社のエンジニア部隊からの問合せ@Skypeに応対するだけ。)だったので、アキバまで覗きに行けませんでした。

ようやく今日になって、こちらの記事経由でYouTubeチャンネルなど覗いてみましたが、販促キャンペーンとしての印象は「ふぅーん」に留まってしまいました。

クライアントが『重電メーカー』の亜流(家電)のさらに亜流(PC)という制約(?)もあるのでしょうが、「YouTubeにアップしたコンテンツをPC以外でもディスプレイして、そこにケータイ・デバイスも含められる。」ってことですよね?

もし、このキャンペーンがアキバの複数の店舗とかヨドバシの他店も含めて実施されたとなると、デジタルサイネージの本領発揮ということで相応のインパクトを感じることができるのかなと。

実はデジタルサイネージなんかも扱っている我が社だったりするものですから、「受注できなかったヒガミ」(そもそも声かかってねぇじゃん)と言われればその通りでございます。ごめんなさい。

ちなみにこのデジタルサイネージ市場、何がバカらしいかって

ソニー、パナソニック、シャープ、東芝、日立、etc

これら薄型テレビの第二次産業軍団たちが、「在庫過剰のディスプレイはオマケで」みたいな売り方して、そこにまた、売上捻出に苦しむ広告代理店や販促会社、コンテンツ制作会社が乗っかってきて受注競争を繰り広げているのです。

看板などのアナログ・コンテンツがデジタル化されることで、表現力や更新頻度が高められたり、人的リソースのない店舗に負担をかけずに本部で一括更新できたり、人手や材料代などの更新コストが下げられたり、あれこれ『ラジバンダリ』なわけです。

そんなメリットが感じられなかったのが「ふぅーん」の根拠でしょうか。

例えば、↓こんなのを

MapMotion、デジタルサイネージ連動ショッピングモール向け情報ガイドマップASP「ケータイMallおトク!ガイド」提供開始 - ASPヘッドライン
2008/12/08

↓こんな風に使えると

渋谷を舞台に敵キャラをコレクションするRPG「渋谷クエスト」 - ITmedia +D モバイル 2009年03月19日

「昔からある一過性の消えものキャンペーンじゃねぇか?」みたいな批判は避けられるんじゃないでしょうかね?

で、このデジタルサイネージってヤツは、既存のアナログ広告からの置き換えがメインになりそうなので、広告不況を救ってくれるのは、実は『トイレ広告』だったりするんじゃないかと考える次第。


以下、せっかくなんでデジタルサイネージ関連情報をサマっときます。

東芝、デジタルサイネージ・動画共有サイト・携帯・ガジェットを組み合わせたエンゲージメントマーケティング企画を展開:MarkeZine(マーケジン) 2009/03/20
 東芝は、秋葉原のインタラクティブ・デジタルサイネージと動画共有サイト上のアプリケーションを連携させた商品販売促進フェアを、3月20日から22日にかけて展開する。

東芝、デジタルサイネージ・動画共有サイト・携帯・ガジェットを組み合わせたエンゲージメントマーケティング企画を展開:MarkeZine(マーケジン)

総合/薄型テレビ、大画面が牽引 2月デジタル家電、復調の兆し - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE 2009/3/10
 薄型テレビを中心にしたデジタル家電に復調の兆しが出ていることが、民間の調査会社BCN(東京都文京区)が9日発表した2月の販売実績調査で明らかになった。景気後退で自動車など高額商品の消費が冷え込むなか、アナログ放送が2011年7月で終了することなども影響し、値ごろ感のある薄型テレビを買い替える動きが出始めたようだ。ただ、このまま回復軌道に乗るかの判断はつけにくいのが実態だ。

↑値崩れ酷いんじゃないですか?

Ad Innovator: 消費者参加屋外広告 2009.03.04
James Readyというビール会社が、同社のビールを1ドルにしておくために、消費者に屋外広告の費用を負担してもらう代わりに一部を消費者のメッセージを入れられるというもの。Webサイトから写真やメッセージをアップロードするようだ。

↑こういうの、やってみたいなぁ


↑これはこれでアリだな

デジタルサイネージ・レンタルサービス「easyLive」開始のお知らせ - 株式会社モールキット - CNET Japan 2009/03/01
従来、大手電機メーカーが展開していた電子看板は、大型ディスプレイと電子看板用のソフトウェアがセットで数百万円と高額なのに対し、モールキットの商品はソフトウェアを月額19,800円で利用で機、ディスプレーはテレビやパソコン、プロジェクターなどのメーカーを問わず既存の機器を使用できる。藤原社長は「広告費を出せない中小企業や個人事業主に利用してほしい」とPRする。

↑こういうサービスが伸びていって欲しいなぁ

電通とNTT、デジタルサイネージの広告配信実験を開始 : 広告会議 2009年02月17日
1日約350万人が視聴可能な規模。広告コンテンツ提供企業は、花王、サッポロビール、日本コカ・コーラ、NTT、日本マクドナルド、パナソニック。

↑やっぱ出てきますね。電通。(笑)

NEC、顔認識機能付きデジタルサイネージ広告を東京・日本橋のカフェで実験:日経ビジネスオンライン 2009年1月16日
 同社のデジタルサイネージボード「eye flavor」を店舗入り口に設置し、12月16日に実験を始めた。顔画像から割り出した属性(性別/年齢層)と時間帯に応じ、14種類ある広告のなかから適したものを配信する。広告視認率やPOSデータとの関連を分析し、顔認識機能付きデジタルサイネージ広告の効果を測定する。

↑実験結果は?

2008年デジタルサイネージ市場は560億円規模、2015年には1兆円突破も:日経ビジネスオンライン 2009年1月6日
 シード・プランニングが1月6日に発表した国内デジタルサイネージ市場に関する調査によると、2008年の市場規模は560億円だった。同市場は急速に拡大しており、2015年には1兆円規模を超える可能性もあるとみる。

2008年デジタルサイネージ市場は560億円規模、2015年には1兆円突破も:日経ビジネスオンライン


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儲けを生み出す!魔法の映像看板―映像と文字情報でお客さまを引き寄せる!「デジタルサイネージ」のすごい効果
儲けを生み出す!魔法の映像看板―映像と文字情報でお客さまを引き寄せる!「デジタルサイネージ」のすごい効果時本 豊太郎

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■目次
第1章 デジタルサイネージとは何か
第2章 「映像看板」で集客力を上げる
第3章 「映像看板」を使った広告戦略
第4章 「映像看板」でコストを削減する
第5章 「映像看板」のコンテンツ
第6章 デジタルサイネージの将来
■内容紹介
電車内やスーパー、店舗などに設置されたディスプレイに、映像や情報を表示する仕組みを「デジタルサイネージ(電子看板)」という。ポスターや看板と比べ高い訴求力を持ち、新しい販売促進として注目されている。本書では、集客効果を上げるだけでなく、人材募集や他社の企業広告を載せて広告料金を得るなど、電子看板120%活用法を詳細に解説。
■内容(「BOOK」データベースより)
情報、広告、集客・購買、コストダウン、人材募集…デジタルサイネージの活用法は広がる。
■著者について
著者紹介:時本豊太郎
1955年生まれ。81年、学習院大学大学院自然科学研究科数学専攻修士課程卒業。カシオ計算機株式会社勤務ののち、新たなハードやソフトを普及させ、それをインフラとする新しいサービスや産業を創出するメーカー「サービスプロダクト・メーカー」をつくりたいと考え独立。89年アビックス株式会社設立。同社代表取締役社長。
■著者紹介:熊友久
1963年生まれ。86年、南山大学経営学部卒業。金融機関勤務ののち、90年よりアビックス株式会社に参画。同社取締役副社長。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
時本 豊太郎
1955年生まれ。81年、学習院大学大学院自然科学研究科数学専攻修士課程修了。カシオ計算機株式会社勤務ののち、新たなハードやソフトを普及させ、それをインフラとする新しいサービスや産業を創出するメーカー「サービスプロダクト・メーカー」をつくりたいと考え独立。89年アビックス株式会社設立。同社代表取締役社長
熊崎 友久
1963年生まれ。86年、南山大学経営学部卒業。金融機関勤務ののち、90年よりアビックス株式会社に参画。同社取締役副社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 17:59 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - デジタルサイネージは広告不況を救ってくれるのか?
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