2009年03月10日

「欲しい」と「必要だ」の間には、「チェンジ」と「チャンス」のタネがある

日経ビジネス』2009.3.9号の「有訓無訓」から
常盤文克 花王、元会長
 対極を見るというのは、極論の2項対立ではなく、物事の両極端を考え、その2極の間に回答を見いだそう、という心の有り様です。「陰」と「陽」、「ケ」と「ハレ」、「白」と「黒」の間のグラデーションの中に、新しい気づきが、アイデアがあるはずです。
 モノが売れないといっても、「お金があるから不要のモノでも買う」ことと、「収入が減ったから必要なモノしか買わない」の間に、必ず答えは眠っています。そもそも「生産と消費」の2項のうち、消費を暴走させた米国の、借金に頼った消費が健全なわけもなく、ましてやそれが「グローバル」になるはずもなかったのです。



「グラデーション」の部分が、以前掲載した『昨日と明日のあいだには今日が連なる未来がある』に、ドンピシャでリンクしてしまいました。

「欲しい」と「必要だ」の間には、「チェンジ」と「チャンス」のタネがある。そしてそのタネが花開く時に「買おう」(花王)が待っている…



ちがうかっ



やはり、ウォンツとニーズ、ときどきシーズ

そして、ベネフィットへ

みたいな…


【花王】ネットならではの「広告効果」にこだわり - 1 / 1 | エキサイト ウェブアド タイムス 2006年10月03日
石井龍夫さんインタビュー
リーチよりもターゲット
リーチを重視するメディアは大勢にコマーシャルを見せれば、その中で商品を買いたくなるという人が何%かはいるかもしれない、そういった効果を求めるものです。
それと同じ尺度でインターネット広告を語り、リーチが低いからダメだというのは、私は間違っていると思っています。インターネットは基本的にターゲティング・メディアだからです。





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花王 強さの秘密―23期連続増益を続ける「最強DNA」を読み解く
花王 強さの秘密―23期連続増益を続ける「最強DNA」を読み解く平林 千春

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■目次
第1章 花王、強さの秘密は「経営哲学」にある(平成の名経営者に名を連ねる花王の歴代社長
高評価される花王の経営 ほか)
第2章 花王、強さの秘密は「企業風土」にある(『りそな』改革に借り出された花王OBの実力
並いる優良企業に負けない花王の強さ ほか)
第3章 花王、強さの秘密は「商品開発」にある(なぜ、次々ヒットを飛ばせるのか
花王の商品開発の底流にあるもの ほか)
第4章 花王、強さの秘密は「マーケティング」にある(TCRで徹底した合理化を進める
マーケティングの基本をあなどらない ほか)
■ 出版社/著者からの内容紹介
花王の成功は「当たり前のことを、当たり前に実行する」という姿勢が支えてきた。それはまた、すべての企業が「原点を見つめ直せば再生できる」ことを示唆している。
 今、巷で「マーケティングの終焉」が叫ばれて久しい。しかし、真のマーケティングを実践できる企業風土を持ち、顧客指向という哲学を持つことで企業の持続的発展を成し遂げることができるという好例として、花王の「奇跡」は語り継がれることだろう。
本書は、すべての企業経営者ならびにビジネスマン諸氏に、混迷を深める日本経済にあって「事業再生のヒントを捧げたい」という意図で書かれている。
 第1章では、経営者のどこが優れているかを見ていきたい。花王は、持続的な発展を成し遂げた「ビシュナリーカンパニー」である。丸田氏、常盤氏、後藤氏と続いた名経営者は、自分の代で好成績を上げることのみに専念するのではなく、持続的な収益をあげて社会貢献を考える「組織そのものをつくった人」であった。
 第2章では、花王の企業風土を取り上げた。花王では、研究開発をする技術者とマーケッターやマネージャー、プロデューサーなどの知恵が融合しMOT(技術経営)人材が自然に生まれる風土になっている。企業風土を生み出すには、「顧客のため、社会のために働く」という企業哲学があってはじめて可能となる。
 第3章では、経営者がつくり上げた企業風土のもとで、卓越したMOT人材による研究開発力が、ヒット商品に結びつくメカニズムを明らかにした。花王には、『アタック』『ビオレU』『クイックルワイパー』『健康エコナ』『ヘルシア緑茶』などの大ヒット商品がある。なぜ、花王は毎年のように次々とヒット商品を出し続けることができたのか。この秘密が解明され、何らかの方法論として定式化できれば、他社でもヒット商品を生み出すことは不可能ではないということになる。さらに第4章では、ヒット商品を生み出す「マーケティング全般」に焦点を当て、市場創造力についてみている。
■内容(「BOOK」データベースより)
「ヒットさせるべくしてヒット商品をつくる」花王の発想はここが違う。
■内容(「MARC」データベースより)
23期連続増益の超優良企業・花王。徹底した顧客志向、「超」現場主義、販社制度、MOT人材の育成など、その経営哲学から企業風土、商品開発、マーケティングまで、実例を取り上げながら、その強さを徹底的に分析する。
■著者からのコメント
 トヨタ、ホンダ、ソニー、キヤノン、セブン-イレブンなど、その卓越した企業力については、多くの書籍で語られている。しかし、23期連続経常増益という偉大な記録を持つ「花王」については、その企業風土や経営哲学を語る本が、極端に少ない。それにもかかわらず、たとえば「りそな」銀行グループの再建に、花王のOBが力を貸すなど、その実力は、ビジネスマンなら誰しも感じ取っているところだろう。 本書は、「誰もが名前を知っていて、家庭に商品があるにもかかわらず、経営についてはあまり知らない」という花王について、その姿、マーケティング姿勢、企業文化にいたるまで、追い求めた本である。
アタックやクイックルワイパー、ビオレU、そして健康エコナやヘルシア緑茶という大ヒット商品を生み出した買おうという会社は、調べれば調べるほど、それこそ震えがとまらなくなるほど、感動的な会社であった。しかも、そこで行われている経営は、大手企業のみならず、日本の中小企業にとっても、深い意味を持つと思われた。
 本書は、すべての企業経営者はもちろん、ビジネスマンにとっても、大変興味深い本に仕上がっている。判断は読者に委ねたいが、筆者は、花王に学ぶことで、多くの中小企業が、ふたたび元気になれるのではないかと感じている。 ご一読いただき、まわりの仕事仲間のみなさんと、ぜひとも議論を深めていただければ幸いです。(共著者・廣川州伸)  
■カバーの折り返し
「ヒットさせるべくしてヒット商品をつくる」 花王の発想はここが違う!
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
平林 千春
コミュニケーションシステム研究所所長。1947年長野県生まれ、法政大学社会学部中退後、雑誌編集長、フリージャーナリストを経て、1978年(株)コミュニケーションシステム研究所設立。主にマーケティング戦略、商品開発、地域開発、メディア開発などのプロジェクトにたずさわる。マーケティング人類学研究会主宰、ソーシャルマーケティング推進協議会副代表、日本ビジネス作家協会理事長。消費者行動研究学会、文理シナジー学会、日本フードサービス学会等会員
広川 州伸
コンセプトデザイン研究所所長。東京都立大学人文学部教育学科卒業後、マーケティング・コンサルタント会社、広告代理店等を経て独立。地域活性化、ベンチャー企業のブランド戦略、大手メーカーの新商品開発、出版プロデュースなどを推進。現在、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)、戸板女子短大生涯学習センターなどの非常勤講師。人間環境社会研究所評議委員、ビジネスピープルの自己実現を支援する日本ビジネス作家協会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 09:01 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 「欲しい」と「必要だ」の間には、「チェンジ」と「チャンス」のタネがある
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