2009年03月10日

顧客とも従業員とも、人と人との幸せをエンゲージメントする会社

また今夜も、幸せな気分で泣けてしまった。

日本課長の会が推奨するテレビ番組、テレビ東京『カンブリア宮殿

今日は時間を延長した特集で、前半は「名参謀」だったようですが、例によって帰宅は間に合わず。番組後半、以前紹介された『中村ブレイス』が再登場したところで、幸運にもチャンネルインできましたが、ここで『また』、泣けてしまったわけです。
「中村ブレイス社長 中村俊郎」と「義肢装具士 大森浩巳」
小さい頃のやけどがもとで両足を失い、中村に義足を作ってもらった大森少年が、大人になり中村ブレイスに入社。義肢装具士となり、今は他の人たちのために義足を作っている。社長が社員につなげ、さらにたくさんの顧客へとつながった幸せの「絆」の連鎖・・・



取材の日、左足を失った初老の患者さんの元に義足を届けた時、また二本足で立ち上がれたことに感激して涙が出る患者さん。

「幸せの絆を作る会社」というテロップが、虚像でも誇張でもないことがよくわかります。

そんな今日の特集のキーワードは「名参謀」と「絆」だったんですね。

2009年3月9日放送 絆スペシャル 社長を救った名参謀 〜アイツがいたからオレがいる〜
ゲスト
関西国際空港社長
村山敦(むらやま・あつし)氏

 天才エンジニアの本田宗一郎を経営面から支えた藤沢武夫、松下幸之助の教えを社員に伝え、松下イズムを浸透させた高橋荒太郎・・・日本の高度成長の中核を担ったビッグ企業には、カリスマ経営者を陰で支えた名参謀たちの姿があった。

 そして、それは現在も同じ。「アイツがいたから、今のオレがいる・・・」カリスマ経営者の陰には、必ずそれを支える名参謀たちがいる。社長のアイデアを具現化させる技術者、経営判断に迷った時の相談相手、財務を支えるスペシャリストなど様々な場面で、「片腕」と呼ばれる人たちがいなければ、ヒット商品やサービスは生まれなかった。
 未曾有の不況の中、経営者と社員の「絆」が改めて問われる時代。企業を成功に導いたカリスマ経営者と名参謀の「絆」から、今の難局を乗り切る知恵を探る。

 スタジオゲストの村山敦氏は元松下電器(現パナソニック)の副社長。2000年に社長に就任した中村邦夫氏(現会長)の下、「破壊と創造」を掲げた松下電器の構造改革を支えた。中村氏が「僕は決断するだけ。形にするのは村山さん」と言ったという名参謀。当時の松下電器は4000億円を超える赤字に転落し(2002年3月期)、構造改革が急務だったが、村山氏は1万3000人に及んだ早期希望退職を実行。さらに重複・競合が多く無駄が生じていた事業部制の廃止や関連会社の子会社化などグループ再編に取り組み、X字回復に貢献した。2003年からは松下での実績を買われ、初の民間企業出身社長として、関西国際空港株式会社の陣頭指揮に立っている。

≪ゲストプロフィール≫
1938年  京都出身
1961年  京都大学法学部卒業後、松下電器産業入社
1994年  人事部長
1995年  取締役
2000年  副社長
2003年  関西国際空港株式会社社長

 この他、ローソン、日本電産、中村ブレイスの「社長と社員の絆」もVTRで紹介。
「ローソン社長 新浪剛史」と「ローソンストア100の仕掛け人 河原成昭」
 100円均一の生鮮品がずらりと並んだ店内・・・安さと新鮮さを売りに勢力を伸ばすコンビニがある。「ローソンストア100」、飽和状態のコンビニ業界にあって、新たな成長の軸としてローソンが打ち出す新業態だ。1店舗当たりの1日の売上げで、本家ローソンを凌駕し、業界トップのセブンイレブンに迫る勢いを見せている。この新業態を成功させたのが、ローソン上席執行役員、河原成昭だ。イトーヨーカ堂出身の河原、三菱商事からローソン社長に就任した新浪を、“小売のプロ”として常に支え続けた。そして「ローソンストア100」の新規プロジェクトを立ち上げる際、新浪が白羽の矢を立てたのは河原だった。
新規プロジェクトを成功に導いた名参謀に迫る。

「日本電産社長 永守重信」と「副社長 小部博志」
 パソコンのハードディスク専用のモーターなどの精密モーターで世界トップを誇る日本電産。売上高7000億円の大企業を一代で築いた永守社長を創業時から支えているのが副社長の小部博志だ。小部と永守の出会いは、40年前。同じ下宿に住んでいた4つ年上の学校の先輩が永守だった。引越しの挨拶の際、「子分にしたる」と言われたという。その後、永守が起業すると小部は勤めていた会社を辞めて、永守の会社に入社した。今はM&Aなどで海外を飛び回る永守に代わり、日本で本社を仕切るのが小部の役目だ。永守が会長に就任したら、社長でなく副会長になる見込み・・・常にトップを支える小部の「ナンバー2」の美学に迫る。



「トップ」か「参謀」かと二者択一で選ぶなら、課長007は明らかに「参謀」ですよね?(って、人に聞いてどうする)

もとい、

番組中で村上龍氏は、「終身雇用などの絆が失われたことに問題意識を持っている」とおっしゃっていましたが、江戸時代から連綿と続く「終身雇用」の文化は、バブル崩壊と共に「殿様=トップが最後に切腹してでも責任を取る文化」が消えたと同時に、消滅してしまったんでしょうね。

だから仕方なく、「参謀」にフォーカスされたんじゃないかと勝手に推測するわけですが、従業員との「絆」が途切れてしまった企業は、きっと顧客との「エンゲージメント」も途切れてしまうんじゃないかと思う次第です。


バロンズ紙の「最も尊敬される企業」、米J&Jが2年連続首位 | ビジネスニュース | Reuters 2009年 02月 16日
 [ニューヨーク 15日 ロイター] 16日付米投資情報週刊紙バロンズが行った2009年「世界で最も尊敬される企業」調査で、米医薬品・健康関連用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が2年連続でトップに輝いた。

 今回で5年目を迎えるこの調査は、世界の大企業100社に関するマネーマネジャーの見解に基づいてまとめられている。前回調査は2008年夏。

 第2位は米著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイで、次いで日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、米アップル、小売米最大手ウォルマート・ストアーズが続いた。

 一方、2005年の調査では1位、2006年は2位、2007年は5位にランクインしていた米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、43位に大きく順位を落とした。その理由として同紙は、これまで順調な企業業績を維持してきたGEの前年利益が市場予測を下回ったことを挙げ、「投資家の尊敬を集めるには、財務の健全性は言うまでもなく、配当を減らし、金融部門GEキャピタルの規模を秩序だった形で縮小しなければならない」との見解を示しした。

 前年はランク外だった米ファーストフード大手マクドナルドが7位に再浮上する一方、前年6位のグーグルは26位に転落。株価が前年、約30%下落したことが響いた。

 巨額の損失を計上し、投資家の信頼を大きく損ねた金融機関も軒並み大幅に順位を下げた。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は98位(前年82位)、英HSBCも63位(同48位)。

 調査に回答したマネーマネジャーが重視した点は、上位から順に強固なマネジメント、健全な事業戦略、競争力、倫理にかなった事業手法、売上高および利益の伸びだった。



なぜアサヒビールの社員は1%も辞めないのか - PRESIDENT - プレジデント 2008.12.29号
 愛社精神は企業の競争力を高める原動力であるが、同時にそれを支える仕組みも企業を取り巻く環境の変化に応じて変わらざるをえない。グローバル競争を勝ち抜くために年功型の昇進・賃金制度から成果重視の仕組みに変化したように愛社精神を支えていた従来の仕組みも変化を余儀なくされている。
 企業環境に合わせて愛社精神を維持していくには、変えるものと変えてはいけないものを見極めつつ、変化に即応する不断の努力と継続性が不可欠である。アサヒビールの取り組みにはグローバル競争時代に打ち勝つ新たな日本的経営のヒントが隠されている。



【NET Marketing Forum】ユーザー参加型広告はエンゲージメントづくりに欠かせない−−パネル討論:ITpro 2008/06/18
 「NET Marketing Forum Spring 2008」専門トラックAの最後は、パネルディスカッション「ユーザー参加型広告の可能性と課題−−草の根クリエーターの実力は?」と題して、3社のプロモーション事例を基に、狙いや課題などに関して意見を交わした。



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■目次
1 トップの責任
2 人を育てる
3 時代の先を読む力
4 逆境からの決断
5 未来への戦略
6 信念の経営
■内容(「BOOK」データベースより)
「社員が怠けるのは社長の責任だ」(日本電産・永守社長)、「口はできるだけ小さく、耳をできるだけ大きく」(全日空・大橋洋治会長)、「関心があると、見える」(ドトールコーヒー・鳥羽会長)、「リーダーのない国は滅びる」(伊藤忠商事・丹羽会長)―。人気番組『カンブリア宮殿』から、名経営者68人の「金言」を集めたスペシャル版。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村上 龍
1952年2月19日生まれ。1976年「限りなく透明に近いブルー」でデビュー(第75回芥川賞受賞)。2003年には、514の職業を紹介した「13 歳のハローワーク」が110万部を超えるベストセラーに。他にもバブル崩壊をテーマにした「あの金で何が買えたか(99年)」、投資をテーマにした「おじいさんは山へ金儲けに(03年)」など経済をテーマに据えた著書が近年多い。財政破綻した近未来日本を舞台にした「半島を出よ(05年)」では野間文芸賞を受賞。99年からは金融・経済をメインテーマとするメールマガジン「JMM」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



posted by 課長007 at 00:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 顧客とも従業員とも、人と人との幸せをエンゲージメントする会社
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