2009年03月08日

イノベーションの本当の敵は、抵抗勢力ではなく停滞勢力

なぜ、課長007は『ESなくしてCSなし』や『従業員参加型マーケティング』なんてことをのたもうているのか?

なんてこたぁない

広告や販促など、実施するマーケティング施策の効果を最大化するため

である。

また、

全体最適の視点が漏れていないか、社内の目で検証してもらうため

でもある。


顧客と競合だけを意識した施策を打っても、反響を受け取る肝心の社内に「そんなこと聞いてないよ。」とか、「そもそも、そんなサービスなんて、うちの会社が実現できるわけないじゃん。」なんてことが後から生じないように、

施策には、競争ベースの戦略と共にリソースベースの戦略も盛り込んでおく必要を、常日頃からヒシヒシと感じているから。

である。


広告代理店をはじめとする社外の専門家たち=パートナー&アソシエイトスタッフの皆さんには、事情もわからなければ手の打ちようのない部分がインターナル・マーケティングの領域なわけで、ここは誰にも頼ることのできない、あるいは頼ってはいけない部分と考えているから。

である。


「イノベーション」を起こすことのできる・できた組織には、きっとこういった「内部革新」の観点が盛り込まれ、停滞勢力の協力が得られていたんじゃないかと推測する。


そう

停滞勢力より抵抗勢力の方が、反対意見なりダメな理由を表明してくれるだけマシなのだ。

困るのは、話しを聞いているフリをしておきながら、実際には何のアクションも起こさず、

「だって何かしろって言われてないもん。」とか、「それって課長007のとこのミッションであって、わたしのとこのミッションには関係ないと思ったから。」みたいなことを後で持ち出してきて、企画や施策の効果を停滞・減少・滅失させてしまう勢力が、実は社内には多いのである。


これすなわち、『ピーターの法則』ってことだったりするのかな?

あるいは、『事件は現場(市場)で起きているんじゃない、会議室(社内)で起きているんだ!』ってやつですかね?


DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー: イノベーションに対する誤謬(続き)
「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ということがイノベーションで起こっています。これは「イノベーションに対する誤った期待」が原因です。たとえば、何か新しいものを生み出し、イノベーションを成功させると、商品がヒットし、売上に貢献します。今の時代、イノベーションは成長、収益をもたらすものだ。したがって、イノベーションは儲かる。このような論理に立つ人もいます。でも、私はこれは嘘だと思います。明らかな誤謬です。



イノベーション300%増を果たした米食品メーカーの技術戦略:日経ビジネスオンライン
 第1回の「オープン・イノベーションで、開発予算節減と成果向上が両立できる」では、景気後退下で企業が研究開発費の節減を迫られる中で、研究開発の成果を維持・向上させるにはどのような解決方法があるかを紹介しました。自社の技術ニーズを満たすことができる社外の組織を見つけ、実証された技術を自社の製品や技術に応用する形で取り込む「オープン・イノベーション」が有効であり、英スピードの競泳用水着「レーザー・レーザー」の開発をその一例として挙げました。

 しかし、レーザー・レーサーのような1つの成功例だけで、企業全体の研究開発の効率が大きく変わるわけではありません。今回は、オープン・イノベーションを研究開発戦略の一部にまで昇華させることで、研究開発の効率を大幅に高めることに成功したメーカーの事例をご紹介します。



不況から生まれるイノベーション:日経ビジネスオンライン
 未来を予測するのは不確実で困難な取り組みだ。だが、企業が現在の経済危機をイノベーションのチャンスととらえれば、我々は数十年後、こうした画期的な進歩に驚嘆しているかもしれないのだ。



【新訳】リソース・ベースト・ビューの競争戦略 - ダイアモンド ハーバード ビジネス ライブラリー
商品の説明
産業組織論を援用したマイケル E. ポーターの「ファイブ・フォース」モデルは外部環境に重きを置いた戦略論であったが、1980年代後半から90年代初めにかけて現れたコア・コンピタンス論、ケイパビリティ論は企業内部にこそ競争優位は存在する、というものであった。本稿で論じられている「リソース・ベースト・ビュー」(RBV)はこの対極にある2つのアプローチを結びつけるものだ。企業固有の資源やコンピタンスの重要性を認識する一方で、これを競争環境のなかに位置づけるのである。シャープ、ディズニー、ニューウェルなどの成功企業の事例をひも解きながら、有益な資源の条件、それを戦略に落とし込む方策などについて解説する。なお、本論文が最初に翻訳掲載されたのはDHBR1996年7月号である。



抵抗勢力 - Wikipedia
2001年4月、小泉純一郎が自民党総裁選で、自らの反対派を「改革に抵抗する勢力」と表現した。総裁選勝利後、総理大臣に選出された後の5月9日、小泉は衆議院本会議で民主党の鳩山由紀夫の「改革に抵抗する勢力を恐れず、ひるまず、断固として改革を進めるとしていますが、一体、その抵抗勢力とはだれのことでしょうか」という質問を受け「私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力であります」と答弁した。文字通り、政府に反対するすべての勢力ということである。



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イノベーションの神話
イノベーションの神話村上 雅章

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■目次
1章 ひらめきの神話
2章 神話:私たちはイノベーションの歴史を理解している
3章 神話:イノベーションを生み出す方法が存在する
4章 神話:人は新しいアイデアを好む
5章 神話:たった一人の発案者
6章 神話:優れたアイデアは見つけづらい
7章 神話:上司はイノベーションについてあなたより詳しい
8章 神話:最も優れたアイデアが生き残る
9章 神話:解決策こそが重要である
10章 神話:イノベーションは常に良いものをもたらす
付録 参考文献と参考資料
■出版社/著者からの内容紹介
ビジネス、科学、テクノロジーの分野において、どのようにイノベーションは生まれ、普及していくのか、その真実を解き明かすのが本書『イノベーションの神話』です。ニュートンの引力の発見から、GoogleやFlickrなど最新のものまで、豊富な事例とイノベーターたちへの聞き取り調査を元に、広く信じられている「神話」を解体し、その影に隠れた本当の姿を明らかにします。読者は「イノベーションに必要なアイデアはどのように生まれるのか」、「なぜ、解決策よりも『問題』が重視されるのか」、「イノベーションが普及するために必要な条件は何か」といった点について新しい見方を手に入れることができるでしょう。「創造力」に関する考え方を変える一冊です。
■内容(「BOOK」データベースより)
ビジネス、科学、テクノロジーの分野における「イノベーションの神話」を打破し、本当に必要なこと、いま自分ができることを知るための本。『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』著者の最新刊。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バークン,スコット
1994年から1999年にかけてMicrosoftのInternet Explorer開発に従事した後、2003年に同社を退社。執筆や講演を行ったり、教壇に立つことで生計を立てています。また、ワシントン大学の大学院課程で創造的思考について教鞭を振るう傍ら、ニューヨーク市の神聖な場所を巡って建築物を紹介するというツアーをGELカンファレンスにて催行したり、イノベーション、デザイン、マネジメントについて執筆しています
村上 雅章
1982年京都産業大学外国語学部言語学科卒業。1982年~1999年国内情報処理企業にてSEとして勤務。現在、ニュージーランドにて翻訳およびシステム開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 14:28 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - イノベーションの本当の敵は、抵抗勢力ではなく停滞勢力
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