GoogleのPayPerPost騒動の議論に思うこと : tokuriki.com
今話題になっているGoogle JapanのPayPerPostキャンペーン活用騒動について自分の意見をメモしておきたいと思います。
(毎度のことですが長文注意です)
〜中略〜
ちなみに、この議論に対する私自身の立ち位置をあらかじめ開示しておくと。
個人的には過去に「これからは、やらせブログは規制の対象に?」という記事で言及しているように、いわゆるPayPerPost系サービスについて良い印象を持っていないのは事実です。
さすが tokuriki.com は、まとまっててわかりやすい。
ちなみに、この議論に対する課長007の立ち位置をあらかじめ開示しておくと、
「報酬を得たらちゃんと納税しろよ」といった程度の印象です。^^;
っと、それじゃあまりにもアレなので、本件のような事象に対して感じている問題意識は、
読者サイドの情報リテラシー教育=何らかの報酬が発生している記事かどうかを類推するスキル育成というのが本質的な課題と捉えてます。
例えば、リテラシーの低い人がこの論争を見てちょっと拡大解釈してしまえば、「金貰って書いてるライター稼業(書いたら謝礼貰えちゃった人を含む)」や「アフィリエイター」はすべて魔女狩りの対象になるでしょう。
また、広告・PR業界には『ペイドパブ』なんてものがあるし、常日頃からマス媒体の関係者と懇意にしておいて『リーク』するなんてことも常態化してますから、もし公正取引委員会がやたらと潔癖症で性悪説な思想を持つ官僚の集団だったら、吊し上げ食らう人は何十万人!てなことになるかもしれません…。
まぁ、そこまではないにしても、
「金を払ってるとか貰ってるとか」といった情報提供者・発信者側のモラルとかマナーとかルールなんてものは、言ってしまえば宗教観のようなものなんでしょうから、「んなもんを統制しようとすることに労力を割くなんてことは田舎の官僚にでもやらせとけ。」みたいな感じです。
昨日の記事、『人は意外に合理的だが、実はそれほど理性的ではない』に引っ掛けるなら、
ネット上で『アドセンス狩り』とかやってる暇な人とか、『ネット乞食』とかって品のないこと言っちゃう人たちともども、
ネット住民ってヤツはムダに理性的だが割と合理的ではない
みたいな感じでしょうか?
って、↓いまさら『お犬様』かよ?
追記:
最近仕事してきてる。|六本木で働いていた元社長のアメブロ
■[話題]グーグル、プロモーションで謝罪--抵触したサーチガイドラインとは
まあ、たしかにGoogleほどの大手が、この手のプロモーションをやるのは、大人気ない気もするけど、そんなに犯罪者みたいな扱いしなくともいいだろうに。それだけGoogleは大きくなりすぎて、世間の嫉妬をかっているのだと思うけど、だからといってモラル的には微妙だけど、違法でもないものをこういう書き方をすると、また当局が狙う標的にをつくるようなもので。
↑なんか近い…
social web rambling PayPerPost(やらせブログ記事)利用でGoogle Japanにお灸
2/10午後2時、Google Japanは馬場康次(シニアマーケティングマネージャー)名で、「Google のサーチに関するガイドラインに違反することが判明し、このプロモーションに関しては中止しました」と平謝り。
最初のポストから30時間でケリが着いたのはさすがに早かった。しかしGoogle Japanサイトのページランクは9から5に急降下。どうやらMattの怒りの鉄槌は身内にも容赦なく下るらしい。くわばら。
↑『ペイジランク』でお願いします。^^;
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■目次
1 やりすぎバカ―「品格をもちたい」と思うばかり、イタイことになってます(必死の形相でアンチエイジングするのはおよしなさい―若作りは往生際が悪い
謙そんしすぎは、威張っているよりタチが悪い―金持ちに、庶民の気持ちはわからない。美人に、ブスの気持ちはわからない ほか)
2 かんちがいバカ―その品格、なんか間違ってませんか?(ブランド物を身につけても、品は簡単に身につかず―ロバはブランド物を着ても馬にはなれない
高級ファッションで、中身も高級に…とはいかないのが現実なり―デザイナーズ・ブランドだってしょせん吊るしです ほか)
3 ゆるすぎバカ―こんなこともわからないなら、品格語る資格なし!(「領収書を切っておごる男は出世しない」の法則―え、それも経費?セコくてケチは信用できない
他人の不幸話は誰だって耳をふさぐ―自己主張より客観性 ほか)
4 ひねくれバカ―それで品格あるつもり?品格は自分で作るもの(「みんなも言ってた」って、文句を言いたいのは結局自分でしょ?―誰かの名前を出してトラブルに巻きこむ人には要注意
せっかく親切なのに、恩着せがましい人―したほうもされたほうも、さらっといけば品よくおさまる ほか)
■内容(「BOOK」データベースより)
他人の品格をとやかく言うのは、はっきり言って下品です。努力して身につくものではないのだから、悪あがきはやめればいい。身近なおバカぶりを軽快に切ってみれば、自分なりの「品格」を探すヒントが見えてくる。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
島村 洋子
1964年大阪市生まれ。1985年に「独楽」で第6回コバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)