2008年12月05日

IT業界とネット業界は違うモノなんですよ

だいぶ前に『ITとは』でネタ出ししてあった件、

“IT”と“ネット”を混同している人が、特に“IT”業界に多いんですが、“ネット”業界にいる“IT”業界出身のオジサンたちもそこそこいます。

当ブログのテーマにかこつけて、その違いを端的に表してみると

IT=マネジメント

ネット=マーケティング

って感じです。

OSIモデル』みたいなものにあてはめるなら、「レイヤーが違う」ってことですね。

も少しわかりやすく対比すると、

▼IT=業務アプリケーション=会計・労務発想
ミッション・クリティカルだかなんだか知らないけど、限定少数を対象に、限られたコストの範囲で、あらかじめ規定された人間の作業やプロセスの一部を代行するモノ

▼ネット=webサービス=企画・販売発想
いわゆるメディアの一つとして、不特定多数を対象に、特定のテーマを持ちつつも、時に利用者間の摩擦熱(ソーシャルメディアのデフォルト)によって、想定外の付加価値や弊害を産み出してしまうようなコト

そう、“モノ”と“コト”の違いですかね?

“プロダクト・アウト”と“マーケット・イン”とも言えそうです。


ということなので、

ネットを武器にしたい企業は、まるでITに求めるかのような、ガチガチの規定・要件に固執しないこと。
コストが肥大化するだけで、成果は大して変わらないはずです。

また、逆にITを武器にしたい企業は、ネットの“無料化”を滅多やたらと持ち出すような、貧乏くさいオファーを出さないこと。
あなた達が暮らす狭い世界だけを対象にしたような“無料”サービスは、誰にでも作れるわけではありません。


なんて、こんな問題意識を消し去るのも、やはり「全治3年」だったりするんでしようか?


あと、IT業界の高齢化が捨て置けない状況になりつつある感じが心配...

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いよいよ「嵐」接近,IT企業36社の中間期決算:ITpro
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■目次
プロローグ ボストンの戸口
第1部 一つの機械(バーデンの水車
発明家と実務家
デジタル時代のからくり装置 ほか)
第2部 雲の中に住んで(ワールドワイドコンピュータ
多数から少数へ
大いなるバラ売り ほか)
エピローグ 炎とフィラメント
■要旨
IT 業界のみならず経済界からも注目されているニコラス・G・カーが本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。
潤沢なインフラが提供されたことでSaaS[Software as a Service]が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになるのだ。
そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか?
グーグルやアマゾンなどが、すでに着手しているクラウドコンピューティング時代の幕開けに、ビジネスモデルの大きな変革期が訪れようとしているのだ。
■「MARC」データベースより
電力会社の発展をメタファーとして語る、“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”。クラウドコンピューティング時代の幕開けに、ビジネスモデルの大きな変革期が訪れる。
■内容紹介
グーグル、アマゾン、Salesforceは何をしているのか?
ブロードバンドインフラとSaaSを武器に、時代はクラウドコンピューティングへ“スイッチ”する!
著者のニコラス・カーは、2003年5月、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された「ITにお金を使うな」という記事でITの戦略的価値を否定し、『ニューズウィーク』誌においては「テクノロジー界のパブリック・エナミー・ナンバーワン」とまで書かれ、物議をかもした。
その後、自身のブログでWeb 2.0にまつわる集合知幻想に冷水を浴びせる文章を発表した。
このようにIT業界のみならず経済界からも注目されている著者が次に本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。
具体的には、潤沢なインフラが提供されたことでSaaS(Software as a Service)が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになる、ということだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか? どのようなビジネスチャンスが考えられるのか? さらに、ユーザーはどうなるのか? 電気のスイッチを押すようにサービスが利用できるようになり、“ワールドワイドコンピュータ”が実現するとき、人々がつながるのは自宅のパソコンだけではないのだ。
【原題】The Big Switch: Rewiring the World, From Edison to Google
■著者について
ニコラス・G・カー(Nicholas G. Carr)
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年にかけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在はビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、『フィナンシャル・タイムズ』紙、『ボストン・グローブ』紙などで執筆活動を展開。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・ビジネススクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている。著書に『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』(ランダムハウス講談社)がある。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カー,ニコラス・G.
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年にかけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在はビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、『フィナンシャル・タイムズ』や『ボストン・グローブ』ほか多数に寄稿。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・ビジネス・スクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている
村上 彩
1960年生まれ。上智大学国際関係論修士課程修了。翻訳家。明星大学講師(翻訳論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 23:10 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - IT業界とネット業界は違うモノなんですよ
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