ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944) | |
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■目次:
第1章 子どもはケータイを何に使っているか
第2章 ネットいじめの実態
第3章 子どもの生活を支配するもの―同調圧力の問題
第4章 有害情報をどう規制するか―迷走するフィルタリング
第5章 子どもの健全育成に何が必要か
第6章 親、教師、社会ができること
■要旨:
小中学生が覗く社会の闇。メール依存、ネットいじめ、学校裏サイト、児童売春…親や教師はどう対処したらよいか。
■内容紹介
プロフいじめ、学校裏サイト、メール依存……
子どもたちの生活がケータイによって大きく変貌している!
子どもたちにとってのケータイは、通話ツールではなく、むしろ友人同士のメール交換や、お気に入りのサイトを覗くブラウザとして利用されています。
使い方のルール・マナーが定まらないまま、子どもたちのケータイ世界は急速に拡大しました。
学校裏サイトやプロフでは「いじめ」が多発、さらに児童売春の温床となったり、深夜まで自室でメールに耽る子どもたちが続出し、大きな社会問題になっています。
親は、教師はどう対処すればよいか、途方に暮れています。
有害サイトを制限する「フィルタリング」も大きな問題を抱えています。
大人たちは子どものケータイ世界とどう向き合ったらいいか。
この問題の第一人者が真摯に問う一冊です。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤川 大祐
1965年東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。金城学院大学助教授などを経て、千葉大学教育学部准教授。専門は教育方法学。メディアリテラシーをはじめ、ディベート、キャリア教育、数学などの新しい授業づくりを実践的に研究する。文部科学省ネット安全安心全国推進会議委員、企業教育研究会理事長、全国教室ディベート連盟常任理事、日本メディアリテラシー教育推進機構理事長などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)