なのに東芝は、メーカー単独でオンラインショップを立ち上げただけでなく、自社で楽天に出店してしまいました。
Kanamori Marketing Office: 「東芝ダイレクトPC 楽天市場店」の意味するものは?
相互依存の関係を良好に保つために、最も留意すべきは「チャネル・コンフリクト(衝突)」を回避することだ。チャネル戦略を変更すると、既存のチャネルとの軋轢が発生する。有名なのは旧松下の「ナショナルの店」だろう。松下幸之助が自らも一店一店足で回り、自社商品を扱ってくれるように口説いた店は最盛期全国で5万店に登った。店舗数ナンバー1のセブンイレブンですら全国12,000店強なので、いかにその数が多いか分かる。
〜中略〜
しかし、最終的に自社直販サイトが充実しても集客数には限界がある。そこで、大手ECサイトへの進出という選択肢が持ち上がってくる。自社直販サイトでの展開と、大手ECサイトへの進出では意味合いが大きく異なる。量販店の立場からすれば、明らかに競合となる存在だからだ。
さすが、『重電メーカー』ですね。^^;
伝統ある『サザエさん』の一社スポンサーからの撤退は、家電業界では『パナソニックショップ』に次ぐ規模の『東芝ストアー』弱体化を想像させてくれましたが、いよいよ弱電・家電からの完全撤退も視野に入ってきているのでしょうか?
PCのようにアフター・サービス/ユーザー・サポートが発生する商材なのに、購入時のショップでの受け取り・代引き払いなども対応していないようです。
【楽天市場】東芝直販Webオリジナルモデルノートパソコンショップです:東芝ダイレクトPC 楽天市場店[トップページ]
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チャネルを持たない中小企業から見ると、ホント『MOTTAINAI』ですねぇ。
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高くても飛ぶように売れる客単価アップの法則―「安くなければ売れない」は間違いです | |
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■目次:
第1章 客数アップvs客単価アップどちらを選ぶべきか?
第2章 「値上げ」してもお客様がやってくる3つの秘密
第3章 演出のしかたで商品価値をアップさせる!
第4章 お客様への接し方でさらに付加価値を高める!
第5章 お客様に「欲しい」と思わせる!「期待感」を高めるしかけ
第6章 これならできる!客単価アップを実現する3つのパターン
第7章 ここに気をつけないと失敗する!心理的な落とし穴
■要旨:
「魅せ方」「エピソードづけ」「希少化」…etc.高くても欲しいと思わせる15の売上倍増ノウハウ。
■内容紹介
お客の数を追い求めることで、多くの会社は「忙しい割に儲からない」という状態に陥ってしまっている。そこから抜け出す近道は、お客の数ではなく、客単価をアップすること。だからといって富裕層を狙う必要はない。普通のお客に喜んで多くのお金を使ってもらうための客単価アップノウハウを解説する。
メーカー直販の通販。。。作ることしか考えられない企業はエンドユーザーのホントの気持ちがわからない(というか、知らなくてもいいって企業さんもありますが)のかもしれません。
小売業はメーカーがあるから商品を消費者に供給できるのでしょうけど、ユーザーの気持ちはメーカーよりはるかに知ってると思います。
どうなっていくんでしょうね、日本の消費は。。。
一方で、「PB商品」のように小売主導の売れ筋偏重が行き過ぎるのも、「イノベーション」からすると考えものなのかなと。