2008年10月26日

問題解決2.0 なぜ「分解」と「統合」だけでは問題解決できなかったのか?

献本御礼

問題解決を「見える化」する本 オールカラーで「TOC思考プロセス」が世界一やさしくわかる

Amazonレビューへのコメント

これまでの方法では人間系の問題は解決できない

「分解」と「結合」というこれまでのコンサルのアプローチは、物理型の問題解決には使えても、人間型の問題解決には極めて使いづらい。・・・この事を教えてもらえたことはよかったが、書籍としての仕上がりが残念。



ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』など、『ゴールドラット博士』の一連の著書を読み、『TOC・制約条件の理論』をご存知の方には物足りないかな?

かといって「TOCの入門書」ではないようで、「ケース・スタディ」を途中で終わらせてしまうなど、価格の割りに不親切な仕上がり。

制約条件の理論 - Wikipedia
TOC 思考プロセス
思考プロセスはプロジェクトの開始と実施の各ステップ間を管理者がくぐりぬけるのを助ける一群のツールである。思考ツールの論理的フローでの使用は、説得のプロセス:
1.問題について同意を得る
2.解法の方向について同意を得る
3.その解法が問題を解決できることについて同意を得る
4.いかなる潜在的否定的波及効果も克服することに同意する
5.実施する際のいかなる障害も克服することに同意する
を進める助けになる。


また、カラー化とか見出しとか図解とか、ジュニア向けのクリエイティブ・テクニックがやたらと散りばめられているんですが、かえって読みにくいことこの上ない。

短期間で書き上げられたようですが、もし企画・構成が犠牲になったのであれば、とてもモッタイナイですね。

別ネタで『問題解決のための3つのフレームワーク』なんてワークショップに参加した直後だったので、これまでのコンサルティングのアプローチでは解決できない問題が数多くあり、そこにTOC・思考プロセスが活きる機会があるんだということはイメージできました。

「千本ノック」じゃないけれど、そんなワークショップがあればぜひ参加したいですね。


問題解決を「見える化」する本 オールカラーで「TOC思考プロセス」が世界一やさしくわかる
問題解決を「見える化」する本 オールカラーで「TOC思考プロセス」が世界一やさしくわかる村上 悟

中経出版 2008-10-01
売り上げランキング : 11195

おすすめ平均 star
starこれまでの方法では人間系の問題は解決できない
star論理的思考のスキルとテクニックを身につけ、使いこなしたい人向け
star「思考プロセス」の分かりやすい本

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by G-Tools

■BOOKデータベースより
「3つの質問」ですべての問題が消える。オールカラーで「TOC思考プロセス」がやさしくわかる。
■目次:
第1章 なぜ、問題が解決できないのか(なぜ今までのやり方では問題が解決しないのか
「葛藤」(ジレンマ)が、「問題」を発生させる)
第2章 過去を知る/何を変えるか?(「問題」は常に現在にある
自分の痛みを抽出する
ジレンマをカタチにするクラウド(雲)をつくる
中核のジレンマを探る
中核問題を見つける
たくさんの問題が因果関係でつながっていることを確認する)
第3章 今を知る/何に変化させるか?(「解決策」を見つける
解決策が副作用なく問題を解決することを未来ツリーで確認する)
第4章 明日をひらく/どうやって変化を起こしていくか?(中間目的ツリーをつくる
アクションツリーをつくる)
第5章 「生活習慣病」を克服する思考プロセス(“ケーススタディ”「生活習慣病」を克服する思考プロセス
一歩ずつ進む歩みを止めない(断続的に改善していく))
■MARCデータベースより
質問と答えの「対話」を通じて、自らが持っている正しい答えを導き出す論理的な方法論「TOC思考プロセス」を紹介。日ごろ感じている不安や愚痴などを解決しながら、思考プロセスのスキルと本質を身につけられる。
■出版社/著者からの内容紹介
大企業や国家プロジェクトに採用されたTOCメソッドを個人に応用!
オールカラーで、「思考プロセス」が問題の「見える化」、そして解決へと導きます。
 TOCの思考プロセスは、ひとことでいうと「問題の見える化」です。問題の見える化によって、問題が整理され、ゴールからさかのぼることで解決策の具体的なプロセスが自動的に決定されていくのです。
 本書はそうした点をふまえて、個人としてのあらゆる「問題」を解決させるためのスキルとしてTOCを応用。「仕事力」を向上させるだけでなく、たとえば「ダイエットに成功する」などのプライベートな目標達成にも役立つメソッドを紹介します。
 多くのプロジェクトを管理しなくてはならないが混乱している現場責任者、「仕事が多すぎる!」と泣きながら徹夜する30代半ばくらいまでのビジネスマンなど、問題をかかえる誰でもが気軽に使えるようになる、シンプルかつエッセンスのつまったビジネス書です。
■著者からのコメント
TOC思考プロセスは、問題を要素に分解した状態で捉えるのではなく、過去・現在・将来の時間的なつながりを因果関係でとらえることに特徴があります。
これによって、問題を発生させている物理的な要因だけでなく、問題の背後に潜む人間の「ジレンマ」をあぶり出し、ありたい姿に向うための価値基準を明確に定義できるようになりました。そしてその結果、組織や人間がウィンウィンでジレンマを乗り越える解決策を発案する事が非常に容易になった事も大きなメリットといえます。
人間が介在する組織の問題解決は、変化を阻む「人間心理」に切り込む事ができなければ解決できません。本書は根深い問題をTOC思考プロセスでどう解いてゆくかを身近な問題をとりあげ、一貫した事例で分かりやすく解説しています。
是非ご一読下さい。
■カバーの折り返し
「正しい問題」と「関係のつながり」がわかれば、あなたの人生が「見える化」する!
■著者について
村上 悟(むらかみ さとる)
ゴール・システム・コンサルティング株式会社 代表取締役
日本TOC推進協議会 理事長、法政大学工学部 非常勤講師
TOCICO認定プラクティショナー(コンサルタント)(SCL、PJT、Finance、TP)
1959年生まれ、大手製造業にて経理・原価計算を担当、社団法人日本能率協会に入職後、株式会社日本能率協会マネジメントセンターTOC推進部を経て、2002年9月より現職。
2006年にインターナショナル・プロダクション・リサーチジャーナルに発表された論文「日本産業におけるTOCの適用 -- 日立ツールの事例 --」は同年のTOC世界大会でE・ゴールドラット博士より大絶賛を受けた世界でもトップクラスの実績と実力を持つTOCコンサルタント。
主著『TOC入門』(日本能率協会マネジメントセンター)、『在庫が減る! 利益が上がる! 会社が変わる!』
『在庫ゼロ リードタイム半減 TOCプロジェクト』(いずれも中経出版、共著:主筆)のほか、著書・執筆原稿・インタビュー記事など多数


ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス三本木 亮

ダイヤモンド社 2002-02-23
売り上げランキング : 655

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by G-Tools
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か チェンジ・ザ・ルール! クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか? ザ・キャッシュマシーン ゴールドラット博士のコストに縛られるな! 利益を最大化するTOC意思決定プロセス

■BOOKデータベースより
前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う…。ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか。
■MARCデータベースより
工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲い…。
■日経BP企画
ザ・ゴール 2 思考プロセス
昨年5月の発売後にベストセラーになった『ザ・ゴール』の続編。前作で紹介したTOC(制約条件の理論)を単なる生産管理の手法から、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用できる思考法へと発展させている。
 前作と同じように小説形式で、読みやすさは健在だ。前作では工場閉鎖の危機を救った主人公が、今回は副社長としてグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。
 この本を読めば、「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できるというのがウリ。現在、日本では政治や企業活動を問わず、改革を唱えるだけで現実は何も変わっていない場合が多い。精神論ではない具体的な手法こそ、改革を推進する人々に広く役立つはずだ。
(日経ビジネス 2002/03/11 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
■出版社からのコメント
出版社 ダイヤモンド社
『ザ・ゴール』の続編
”It’s Not Luck”待望の邦訳!!
あれから10年、主人公アレックスはユニコ社副社長として手腕を振るっていた。その彼を再び難題が襲う。
【内容紹介】
工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。あれから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ副社長として手腕をふるっていた。その彼を次々と難題が襲う。 ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることが出きるのか?
『ザ・ゴール』以降、ゴールドラット博士はTOCを単なる生産管理の理論から、マーケティングから教育まで、様々な業界のあらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させた。 本書では、その問題解決手法を余すところなく紹介する。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゴールドラット,エリヤフ
イスラエルの物理学者。1948年生まれ。『ザ・ゴール』で説明した生産管理の手法をTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)と名づけ、その研究や教育を推進する研究所を設立した。その後、TOCを単なる生産管理の理論から、新しい会計方法(スループット会計)や一般的な問題解決の手法(思考プロセス)へと発展させ、アメリカの生産管理やサプライチェーン・マネジメントに大きな影響を与えた
三本木 亮
1960年、福島県出身。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)領事部、大和証券国際営業部、国際企画部、国際引受部を経て、92年に渡米。現在、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準助教授として教鞭をとるかたわら、日米間の投資事業、提携事業に数多く携わる
稲垣 公夫
ジェイビルサーキットジャパン(株)社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

タグ:村上悟 TOC 書評
posted by 課長007 at 16:51 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 問題解決2.0 なぜ「分解」と「統合」だけでは問題解決できなかったのか?
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