2008年10月12日

不景気・不況期に威力を発揮するのはシンプルさ?

景気後退』を憂いていた夏頃には、現在のような『金融危機』までは想像してなかったです。

そんな不景気・不況期にあっても必ずどこかに元気な企業はいるわけで、マスメディアの皆さんは不景気を煽るばかりでなく、不況を脱出するヒントや道筋になるようなニュースを探し出してほしいですね。

課長007が気づいたのはこちら

Insight for WebAnalytics: サウスウェスト航空がオンラインチケットのシェアを拡大している訳とは
様々な追加費用オプション価格があるのが普通な中で、サウスウェスト航空は“Freedom from Fees”政策を取っているという。つまりワンプライスってことか?で、ユーザ調査をしても現状の価格に敏感になっている消費者には受けているということ。


日本でも原油高を受けて『燃油サーチャージ』などが問題になりましたが、オンラインというフラットな市場でシェアを伸ばしているということは、単に低価格ということだけでなく、シンプルで妥当性のある商品メニューになっていることで、消費者・利用者が納得して購入してくれていることの表れなんじゃないでしょうか?

消費者だって顧客だって、消費の選択と集中&絞り込みをしているわけです。

同じ視点でもう一つ

J-CASTニュース : サイゼリヤが好調 売上高2.5%増の849億円
同社は好調だった理由について、国内での新規出店は28店舗、閉鎖は21店舗で、差し引き7店舗の増加になったこと、メニューの品目を絞り込み、効率化を図ったことなどを挙げている。


確かに『サイゼリヤ』は「すべて安い」ですね。さらにそれを売れ筋に絞り込めば、そりゃ確実に儲かります。

調理品より粗利の高いドリンク・バーがスタンダード化し、お水だってコーヒーのお代わりだってセルフ・サービスですから、ホール・スタッフの人件費も抑えられてます。

トップこのごろ:サイゼリヤ・正垣泰彦社長 − 毎日jp(毎日新聞)
低価格戦略、不景気に自信−−正垣泰彦(しょうがき・やすひこ)社長(62)
 消費者の節約意識が強まって外食各社が苦戦する中、「格安イタリアン」としての低価格戦略で08年8月期連結決算は増収増益を確保し、「不景気で選ばれる店になってきた」と胸を張る。ガソリン高の影響で、サイゼリヤも当初はマイカー客が多い郊外店が不振だったが、景気悪化が鮮明になるにつれてむしろ客足は回復。7月以降の既存店ベースの売り上げは前年実績を上回っている。

 業績をけん引したのは299円のサラダやドリアなど。10年近い年月をかけて素材の調達と味の改良を重ねた成果で「満足していただける商品になった」と財布のひもが固い消費者の心をつかんでいる。



小売・サービス業界を見渡せば、百貨店・スーパー・コンビニそれぞれで優勝劣敗と淘汰が加速していますが、生き残る・勝ち残るプレイヤーが顧客・消費者に選択されている理由を突き詰めてみれば、「選びやすさ」と「価格・品質の妥当性」というシンプルな購買アクションに帰結するのではないでしょうか?


景気後退を不景気に加速させたのは、あくまでもアメリカ発の「金融バブルの崩壊」なわけですから

日経平均株価の下落率上位ランキングをグラフ化してみる(10月10日版):Garbagenews.com
日経平均株価の記録が残っている1949年以降の株価推移のグラフと共に、下落率上位8位までをそのグラフ上に表したのが次の図。


日経平均の底値は?|世論調査.net - みんなの声!
8,000円〜8,499円ラインが底値 :
昨日のWBSでミスター円が「次は8,000ドル/8,000円」って言ってましたからね。
(40代 男性 関東)

(泣)

東京新聞:老舗ホテル リーマン余波 相手・系列会社も破綻 高輪・京品ホテル:社会(TOKYO Web)
2008年9月18日 夕刊

 米大手証券会社リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)の余波が、東京・高輪の老舗ホテル「京品ホテル」に及んでいる。経営者が十月の廃業と解雇を従業員に通告。これに反対する従業員側が交渉を求めてきたのが、ホテルの債権を持つリーマン日本法人系列のファンド会社だったからだ。本体の破綻で、このファンド会社も民事再生法の適用を申請。交渉の糸口を失った従業員側は不安を隠せない。


京品ホテル
先週、様子を見てきましたが、既に2,3の店舗が閉鎖してました。
京品ホテル


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■BOOKデータベースより
「シンプル化」で成功したGE、サウスウエスト航空、パパ・ジョーンズ・ピザ、「複雑化」の罠にはまったGM、ゼロックス、3M、etc。「単純明快」が会社を強くする!あのトラウトが教える、戦略の知恵。
■目次:
第1部 シンプルの基本(シンプルとは何か―シンプルに考えることを、人はなぜ恐れるのか
常識―常識を使えば、問題はシンプルになる ほか)
第2部 マネジメント(情報―情報過多は混乱のもと
コンサルタント―ナンセンスの根源 ほか)
第3部 リーダーシップ(ミッション―言葉遊びは、無用の混乱を招く
リーダーシップ―リーダーシップとは、「突撃」の指揮をすることである ほか)
第4部 人材(モチベーション―努力だけでは、解決にはならない
成功―どの馬を選ぶかで、成功は決まる ほか)
第5部 結論(シンプルこそ力―シンプル・パワーは、健在である)
■MARCデータベースより
シンプルに物事を考えるためのガイドライン、差別化を図るための3ポイント、価格設定の基本、成功のチャンスをつかむアプローチなど、どうしたらシンプルかつ効果的に企業経営を行うことが出来るかについて紹介する。
■出版社 編集部
エディターレビュー 日本でも人気の高いビジネス戦略家、ジャック・トラウトの著書『The Power Of Simplicity』の翻訳本である。
「産業が高度に発達するこの時代に学んだことは、どれも皆複雑な世界を作るためのものだった。これからは複雑にすることではなく、シンプルにすることを学ぶべきだと思う。シンプルさこそ、究極の知性である」(アップルコンピュータ元社長ジョン・スカリー 序文より)
 本書のテーマは、原題が示す通り「シンプル」の力だ。
 端的に言うと、ビジネスで「シンプル」な力をうまく使えば、おのずと成功はついてくるということである。
 人は「シンプルであること」を無防備だと感じ、恐怖感を抱く。そのため、過剰に備え「複雑化」することでセーフティ・ネットに守られている安心感を持つ傾向にあるという。複雑化するいっぽうのビジネスの世界では、こうした傾向に拍車がかかっている。
 トラウトは経営戦略家としての豊富な経験に基づき、企業がいかに「複雑化」という安易な妥協的施策に陥りやすいか、「複雑化」がいかに顧客・社員ひいてはビジネスそのものを混乱させているかを提起する。そして、この「複雑化」の罠から逃れるには、一見簡単そうな「シンプル」の遂行こそが最強の施策であり、ビジネスに変革をもたらす鍵となると説く。
 シンプル化して成功した企業があり、反対に複雑化して混乱に陥っている企業がある。
 例えば、
・商品の種類を半減させ、売り上げを30%も伸ばしたプロクター&ギャンブル
・世間の「常識」に反した行動でシェアを大幅に下げたゼネラルモータース
・巨額の資金で企業を買収し、自社で複写機以外の製造を始めたゼロックス等々――。
 時には辛辣とも言える独特の語り口で、成功/失敗した企業のやり方をスバッと斬るトラウトの批評に「なるほど!」と膝を打つ読者も多いだろう。本書は、「情報」「競争相手」「戦略」「年間予算」「価格」「リーダーシップ」「組織」「マーケティング」…など21章の独立したテーマを抱げ、ビジネスの「シンプル化」を明快に導くガイドブックである。
 数々の企業を成功に導いてきた実践派の戦略家だからこそできるアドバイスには、ビジネスのヒントが満載だ。企業の規模にかかわらず、「シンプル」を徹底することで有益な戦いができるというトラウトの力強いメッセージに是非耳を傾けてほしい。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
トラウト,ジャック
世界的に活躍するビジネス戦略家。AT&T、IBM、サウスウエスト航空、パパ・ジョーンズ・ピザ、ウェルス・ファーゴ銀行などをクライアントに持つマーケティング・コンサルティング会社、トラウト&パートナーズ社社長
リブキン,スチーブ
コミュニケーション・コンサルティング社社長
永田 仁
自動車メーカー、食品メーカーを経てパイオニア入社。営業企画部長を経て独立、戦略コンサルテーション、企業研修等を行う。現在、(財)社会経済生産性本部講師、東京マーケティングアカデミー副学院長他
浜田 継夫
日本テキサス・インスツルメンツに28年間勤務。主にヒューマン・リソーシス関連部門を担当。この経験を活かし、エレクトロニクス関連の経営コンサルティングや海外からの進出企業をバックアップする会社、ビジネス・パートナーズ・ジャパンを設立。現在代表取締役
川島 顕治
日本テキサス・インスツルメンツでマーケティング・エンジニアとして勤務。現在、ビジネス経営、ハイテク技術、音楽各分野の翻訳家として活躍。また政府関連プロジェクトで海外研修生、経営者、人材育成関連セミナー講師を勤める。著書『スーザ自伝』は音楽アカデミー賞受賞、他CD評論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

posted by 課長007 at 17:37 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする はてなブックマーク - 不景気・不況期に威力を発揮するのはシンプルさ?
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