すぐ近所の別のスタバは通常営業でしたから。
お店の前を通り過ぎつつ、「設備トラブルのため、お休みさせていただいております。」というサインを見ていたら、店頭で説明していたスタッフがわざわざ補足しに近寄ってきて、
「申し訳ありませんが、営業再開の目処は立っておりません。」
「ブレンドコーヒーでよろしかったら、無料でお持ち帰りいただけますが。」
で、ちゃっかりいただいたのが、こちら

お菓子もつけてくれました。
通りすがりなのによくしてもらっちゃって、すみませんねぇー
m(__)m
追記:
金融危機の解決法 by 冨山和彦氏 2008年10月09日
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 | |
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■BOOKデータベースより
あのモノやサービスの値段はどうやって決まっているのか?有名コーヒー店の値段のしくみ、携帯電話の超複雑な料金体系、映画DVDの「だんだん値下げ」、100円ショップの安さの秘密…今まで「そういうものだ」と思っていた社会のしくみに、経済学というフィルターを通すと、意外な理由が見えてきます。
■目次:
第1章 ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?―裁定と取引コストが価格差を縮めたり広げたりする
第2章 テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜか?―規模の経済性が家電製品の価格を下げる
第3章 大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?―企業は、高くても買う消費者にはできるだけ高く売ろうとする
第4章 携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか?―携帯電話会社はいろいろな方法で消費者を選別する
第5章 スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?―取引コストの節約は、店と消費者の両方に利益をもたらす
第6章 100円ショップの安さの秘密は何か?―ときには、追加コストが価格を決める
第7章 経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?―所得よりも資産の格差のほうが大きな問題である
第8章 子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるか?―安易に政府に頼る国民は、結局は大きなツケを負わされる
最終章 身近な話題のケース・スタディ―付加価値に分解して考える
■著者からのコメント
私の家の近くに24時間営業のスーパーがあり、店に入ってすぐの棚では、有名飲料メーカーの500mlペットボトル入りのお茶が98円で販売されています。ところが、店の前の自動販売機でも同じお茶が売っていて、その価格は150円です。移動に10秒もかからない場所で98円で売られているお茶が、自動販売機では150円で売られていて、しかも結構売れているようなのです。ともに冷やしてあり、もちろん同じ味です。
同じモノがすぐ近くで異なる価格で売られていて、どちらで買う人もそれなりにいるのはなぜか? 自動販売機で150円で買ってしまう消費者は合理的ではないのか? じつは、150円で買うことが合理的だと思われるケースも多いが、それはなぜか?
本書は、身近な「モノやサービスの価格」について、「消費者の視点」で理解することを目的にした経済の入門書です。しかも、徹底してひとつのコンセプトに絡めて考えます。それは「コスト」です。ただし、かなり広い意味でのコストに注目します。
石油がほとんど採れないはずの日本が、ガソリンや軽油の輸出を大幅に増やしているのはなぜか? どんどん高機能化するデジカメの価格がどんどん安くなるのはなぜか? 100円ショップの安さの秘密はどこにあるのか? といったことも考えます。
もちろん、表題にあるように、スタバのコーヒーの価格についても考えます。じつは、本書の結論は「グランデを買え」というものではありません。こういった本のタイトルは少し大げさなのです(お許しください)。スタバのコーヒーの話は、本書が取り上げているたくさんの話題のひとつにすぎません。スタバのコーヒーに興味がない人でも、身近なモノやサービスの価格に興味があれば、ご一読いただければと願っています。
■著者について
吉本佳生
経済学者(エコノミスト)。1963年三重県紀伊長島町生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、名古屋市立大学大学院経済学研究科満期退学。大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、マクロ経済学、ミクロ経済学、経済数学、国際経済学、ファイナンス論などの講義・演習を教える経験をもつ。
タグ:スターバックス