マーケティングを学ぶ学生さんの書き込みのようですが、『CMO会議』なんてイベントもあることもあり、課長007なりに温故知新的に思うところあって備忘ログ
マーケターの仕事は、ブレーンワークが大部分である。左脳も右脳も駆使する仕事である。統計数値を駆使して理詰めで考えることと、美意識に従って直観的に判断する双方が要求される。
教条主義者も芸術家もマーケターにはなれない。柔らかい頭の構造を持てる人が向いている。柔らかい頭は訓練で誰でも持つことができる。
ストレスの溜まりやすい仕事なので、気分転換を上手に行うことを身につけることも大切である。生活時間や食べ物などが単調にならないようにする。
消費財と資本財や生産財では、マーケティングの手法が違う。モノとサービスでは違うし、消費財でも乗用車とビールは、同じではない。市場のリーダー・ブランドと、挑戦者では戦略は違うのは当然である。このように企業やブランドの置かれた立場で、マーケティングの要素の組み合わせ方は異なるが、骨格は同じである。
企業にとってマーケティングは重要になるから、それに携わる人は増えるはずである。マーケティングについての専門性を高めることは、ビジネス社会で活躍する場を広げる。ビジネス教養書として、軽い気持ちで本書を手にして読み飛ばしていただきたいと思っている。
一九九九年八月 著者
マーケターの仕事 マーケターが市場を創造する!! | |
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■BOOKデータベースより
マーケターが市場を創造する!!マーケティングを成功に導くための手順と知恵の出し方を解説。
■目次:
1章 マーケティングって何だ
2章 市場発想で競争に勝つ
3章 マーケターの仕事
4章 マーケティング・プランニングをする
5章 マーケターとしての能力を磨く
6章 マーケターに必要な知識
■MARCデータベースより
厳しい競争社会では、マーケティングの巧拙が企業の成長・発展を左右する。マーケターの仕事、マーケターに必要な知識などをまとめ、マーケティングを成功に導くための手順と知恵の出し方を解説。〈ソフトカバー〉
■ブックレビュー社
マーケティングを成功に導くための手順と知恵の出し方を解説した,マーケターのための書
マーケティングとひと口にいっても,それにかかわる仕事は多様で実に幅広い。マーケティングは単に経営技術の一部ではなく,企業経営全体に影響を与えるもので,マーケティングの巧拙が企業の成長・発展を左右するといっても過言ではない。本書は,企業経営の要であるマーケティングを成功に導くための手順と知恵の出し方を解説した,マーケターのための書である。
博報堂に入社以来,マーケティングを専門としてきた著者は,本書ではマーケティングそのものの理解を深めるとともに,マーケティングの知恵を出すためのヒントについても章を割いている。マーケターの仕事とは何か,マーケティング・プランニングはいかにして立案するか,そしてマーケターとしての能力をいかに磨くかなど,マーケターになるためのエッセンスがこの一冊に凝縮されている。平易な文体でわかりやすく書かれているので,広告代理店や企業の広告・販促担当者などのマーケティングにかかわる人以外にも読みやすい。 (ブックレビュー社)
(Copyright © 2000 ブックレビュー社. All rights reserved.)
マーケターの仕事術 思考と実務を助ける25の問題解決キット〔入門編〕 | |
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■BOOKデータベースより
「プロ」はこうして仕事をしている!素早い仕事で結果を残す、考え方と「小さなコツ」。
■目次:
1章 マーケティング情報収集(1時間の情報収集
徹底した情報収集 ほか)
2章 マーケティング分析(自社課題の分析
トレンド分析 ほか)
3章 マーケティング企画(1枚企画書
コンセプト設定 ほか)
4章 マーケティング理論(マーケティング目的設定
マーケティングミックス活用 ほか)
5章 マーケティング学習
■MARCデータベースより
素早い仕事で結果を残す考え方と「小さなコツ」とは? 広告・マーケティング業界の第一人者が、具体的な情報の集め方からインタビュートーク、企画書・報告書の構成術まで、プロのノウハウを惜しみなく伝授する。
■出版社/著者からの内容紹介
マーケターの問題を解決します!
1)チャート......どうやって解決する?
2)ノウハウ......実際にやることは?
3)ステップアップ......もっと応用するには?
4)ブック......もっと深く知りたい時は?
4つの解決法を組み合わせて、成果の出るマーケティングを!
「全体から細部まで、マーケティング仕事のすべてがわかる本」。本書は、マーケターが仕事のなかで向き合う問題を提示し、その解決法をわかりやすく解説しています。1つの課題に対して「考え方」「ノウハウ」「応用術」「参考文献」を提示し、組み合わせて読んで頂くことで深い理解を促します。マーケティングの勉強をはじめた方を中心に、自分の仕事を体系立ててとらえ直したい中級者にも最適です。
■著者について
末吉孝生(すえよし・たかお)
神戸大学大学院経営学研究科修了、MBA(経営学修士)取得。マーケティング・コンサルタント。広告ベンチャー、ITベンチャー、コンサルティングファーム取締役を経てコーチング会社を設立。現在は事業開発、マーケティング、人材開発テーマを中心にコンサルティング、コーチングを行っている。(社)日本能率協会、(株)宣伝会議マーケティングプランナー講座などで講師としても活躍。著作に、『売り方から考えるヒット商品プラン』(翔泳社)、『組織を変える! 社員を変える! 会社が変わる!』(共著、中経出版)などがある。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
末吉 孝生
神戸大学大学院経営学研究科修了、MBA(経営学修士)取得。マーケティング・コンサルタント。広告ベンチャー、ITベンチャー、コンサルティングファーム取締役を経てコーチング会社を設立。現在は事業開発、マーケティング、人材開発テーマを中心にコンサルティング、コーチングを行っている。(社)日本能率協会、(株)宣伝会議マーケティングプランナー講座などで講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■抜粋
この本は最初から最後までマーケターのために書いたものだ。
マーケターが実務に必要な「道具」を全体像を示しながら細部まで書いた。本書ではこの「道具」を"キット"と読んでいる。
マーケターは腕を問われる仕事だ。「調べる」「分析する」「書く」「議論する」といった場面場面で成果を発揮しなければならない。使える「道具」を持っていなければならない。
インターネットやモバイルの進化によってマーケターの「道具」は大きく変わった。これまで以上に、「道具」の「組み合わせ方」が大切になった。ネットでできるもの・そうでないものを組み合わせて結果を出したい。
ネット上のサービスを使い、時間と手間を省いて情報を集め、会議法やインタビュー法を駆使して人の意見を集めることで画期的なアイデアに結びつける。それぞれの場面で適した「道具」の組み合わせ方がある。ネットが普及する前と後、両方の時代を見てきた筆者ならではのノウハウを、ぜひ試してみて欲しい。
~「はじめに」より~
マーケティングの意思決定を最適化する最新技法―違いが分かれば、チャンスが見える | |
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■目次:
1 チャンスとは何か?意思決定とは何か?現状把握とは何か?
2‐1 問題解決に必要な「3つのマインド」
2‐2 問題解決に必要な4つの技術―分解術、組み合せ術、因果関連術、評価術〜(分解術―違いに気づくための技術
組み合せ術―モノサシを組み合せ、データがもつ「全体像」と「部分像」を同時表現する技術
因果関連術―現象(結果)がそうなる、有力要因(原因)を探し出す技術
評価術―条件の純効果およびそれが組み合さった場合の、組み合せ効果を検証する技術)
■MARCデータベースより
なぜ景気が回復し企業全般の財務体質が再び強固なものとなってきているのに厳しい状況が続いているのか。新たな競争に打ち勝つ経営力や営業力をどのように実現していくのか。答えを導く手法と考え方を提示する。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松本 英之
1967年栃木県栃木市生まれ。1990年一橋大学法学部卒業、株式会社第一勧業銀行入行。1994年株式会社第一勧銀総合研究所出向(2002年みずほ総合研究所(株)に社名変更)専門は企業経営・マーケティング、統計学、国際経済。みずほ総合研究所(株)研究開発部主任研究員民間企業の経営戦略、マーケティング戦略策定の支援を行う一方、日本の外資導入関連調査、中小企業問題関連調査など官公庁調査も手掛ける
舘野 真一
1961年茨城県水戸市生まれ。1985年一橋大学社会学部卒業、株式会社三菱総合研究所入社。1992年有限会社データム設立。2003年株式会社データム代表取締役就任。企業理念は『気づきと優先順を科学し、意思決定をシンプルにする』専門は統計学、マーケティングリサーチおよびマーケティングモデル開発。通販業務向け、高精度ダイレクト・エリア・レスポンスモデルの開発およびメンテナンスに注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
マーケティング戦略実行チェック99―理論を実行可能にするチェックポイント 書き込み式 | |
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■BOOKデータベースより
99のチェックポイントをクリアし、残りの1=(実行)をプラスすることで、あなたのマーケティング戦略は完成する。
■目次:
第1章 基本と戦略のチェックポイント34(マーケティングの基本と戦略のチェック
ターゲット顧客
戦場・競合
強みと差別化
独自資源
戦略の一貫性)
第2章 戦略を数値化するチェックポイント11(戦略を数値化するマーケティングコクピット
マインドフロー
売上5原則)
第3章 戦術のチェックポイント44(戦術のチェック
マインドフロー
売上5原則)
第4章 戦略戦術の一貫性のチェックポイント10(差別化軸と4P
メッセージと媒体)
ケーススタディ編(ハーレーダビッドソンのマインドフロー
コーチの売上5原則)
■出版社/著者からの内容紹介
マーケティング戦略は、自分自身で実行してはじめて身につくも
のです。本書は、マーケティング戦略の基本からはじまって、戦略を
数値化し、戦術を確認、そして戦略と戦術に一貫性があるかをチェックしながら一歩一歩読者自身のマーケティング戦略を組み立てていく、これまでにないマーケティング戦略の実務書です。チェックポイントは99。戦略を完成させる残りの1つは「実行」です。
■出版社からのコメント
MBA&中小企業診断士の著者が、ロングセラーの『実戦マーケティング戦略』の考えかたをもとに、誰にでもマーケティング戦略を実行に移せるノウハウを明かしてくれました。
■著者について
佐藤義典(さとう・よしのり)
早稲田大学政治経済学部卒業。NTTで営業・マーケティングを経験後、米ペンシルベニア大ウォートン校(2006年FT誌ランキング世界1位)にてMBAを取得。その後、外資系メーカーにて、ガムのブランド責任者としてマーケティング・営業・開発・製造などを統括。外資系マーケティングエージェンシーにて、営業チームのヘッド、コンサルティングチームのヘッドなどを歴任。
現在は、「戦略と戦術を結ぶ」ことを理念とする経営コンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス株式会社の代表取締役社長として自らも経営者として活躍。無料マーケティングメルマガ、売れたま!発行者としても知られる。著書に、『実戦マーケティング戦略』(日本能率協会マネジメントセンター)、『ドリルを売るには穴を売れ』(青春出版社)などがある。
超大手新聞社、財閥系不動産会社、高級化粧品メーカー、大手航空会社、などの様々な業種のマーケティング戦略・戦術のコンサルティング実績があり、その的確なコンサルティングとわかりやすい研修・セミナーには定評がある。
↑著者から頂いた↓コメントです。
ロジカルシンキング:論理的思考の落とし穴 2006年04月18日
理論「だけ」でも、物語「だけ」でもダメなんだと思います。私は「クールに考え、熱く語る」と言っているのですが、きっちりとロジックを詰めて、それを印象的に伝えることの両方が必要なんですよね……今回の自分での発見は、ロジックと物語は対極にあるものだと思っていたら、実は同根かもしれない、という仮説が見えたことです。
関連記事:
マーケティングの目的とは 2006年11月26日
Market―ing
市場と同期する。できるだけ長く同期し続けたい。
そんなシンプルな生存欲に気付いてしまった人々が織り成す活動の総称。
仕事とは 2006年09月04日
仕事とは、群れで生きる動物=人間が、群れに所属し続けるために担う役割を遂行すること
マーケターの存在価値が問われる 2006年02月08日
ニーズを相手にしていては、マーケターの存在価値が問われるわけです。